ロイヤルアスコット開催3日目に行われた3歳馬限定のハンデ戦キングジョージ5世Sで、英国のプロサッカー選手マイケル・オーウェン氏の自家生産馬Brown Pantherが6馬身差をつけて圧勝して、これで今年3連勝となった。
同馬はこれまでオールウェザー2戦を含む5戦4勝という成績を収めており、まだ重賞での出走経験は無く今回のレースもクラス2とこの3連勝も条件クラスでのものではあるが、今回のレース振りからも重賞クラスの馬という評価は得ており、各ブックメーカーの英セントジャーのオッズも9〜15倍見当で2〜5番人気と上位に名前が挙がっている。
オーウェン氏は在籍しているプレミアリーグがシーズンオフなのでこの日は競馬場で観戦し、直線では興奮して声が嗄れるほど騎手の名前を連呼していたそうで、Brown Pantherの母馬は同氏が最初に所有した馬ということで家族同然に大事にしており、その子供が王室主催のレースを圧勝しレース後は涙して喜んだとのこと。
次走については、父Shiroccoが制覇している来月3日の独G1ドイツダービーへ挑戦するプランも出ており、ドイツダービーの翌日にはオーウェン氏が所属するマンチェスターユナイテッドのキャンプが始まるが、出走することなればキャンプ入りを遅らせてもドイツに駆け付けるとしている。
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