海外競馬の勝馬投票券(馬券)を日本中央競馬会(JRA)など国内の競馬事業者が発売可能とする競馬法改正案について27日、農林水産省生産局畜産部競馬監督課の栗原秀忠氏が東京競馬記者クラブの取材に応対した。
栗原氏は「本日、自民、公明の農林関係に改正する法律案の骨子を提出しました。特に反対の声はありませんでした。3月中旬には国会に提出したいと思っています」と現在の状況と今後の展望について説明。6月24日まで招集されている現在の通常国会中の成立を目指していく。早ければ来年度にも海外レースの購入が可能となる見通しだ。
注目の対象レースに関しては、過去の日本馬の出走実績を踏まえて農林水産大臣が指定。「20レース程度を想定している」と明かした。指定レースであれば仮に日本馬の出走がなくても発売する方向。毎年のように日本馬が参戦しているフランスの凱旋門賞やドバイ、香港のビッグレースは発売される可能性が高い。
時差の関係で日本時間の深夜に行われるケースが多いことから、競馬場やウインズ等の発売は困難。馬券の購入方法はインターネットに限定される模様だ。
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