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読者からの求愛!? かつてない展開に太の反応は

  • 2015年11月03日(火) 18時00分
小牧太

ユーザーからの質問が殺到している『太論』ですが、今回もそのなかから3つの質問を厳選!


相変わらず、ユーザーからの質問が殺到している『太論』ですが、今回もそのなかから3つの質問を厳選。ジョッキー心理に迫る質問から、なんと求愛メッセージ付きの質問まで! バラエティーに富んだ太論をお楽しみください。
(取材・文/不破由妃子)


僕はイジられキャラやから、便利なんちゃいますか

──今回は、バラエティーに富んだ質問がたくさんきています。まずは、「9月27日のトークイベント、とても面白かったです。小牧騎手はよくイベントに出ているような気がしますが、出演者は誰が決めるのですか?」という質問です。競馬終わりに、武豊さん、川田さんと3人でご出演されたイベントですね。

小牧 騎手クラブで企画を担当しているメンバーが決めてるんちゃうかなぁ。

──ファンサービス委員がいますものね。

小牧 うん。正直、僕は一切関わってないからようわからん。神主の格好をさせられたときも(天皇賞・春のレース後に行われたイベントで流されたVTR企画)、「小牧さん、出演してください」「うん、いいよ」みたいな感じで、なんも知らんまま撮影したからね(笑)。ま、僕はイジられキャラやから、そういうときに便利なんちゃいますか。

──確かに、トークイベントにしてもVTR企画にしても、小牧さんがいると盛り上がりますよね。9月27日のトークイベントでも、「小牧化」(日曜日の夜にお酒を飲んで弾けること)が一番ウケていたような(笑)。

小牧 ああ、ユタカくんが言い出したヤツやな(笑)。

──正直、イジられるのは嫌ですか?

小牧 全然嫌じゃないよ。僕もその場の雰囲気に合わせるし。みんなが笑ってくれるなら、僕はそれで満足や。

──それでこそ小牧さん! 続いては、「同じくnetkeibaで連載をされている福永騎手からの乗り替わりが多いような気がしますが、そういうときは『一発やってやる!』といつもより燃えるのか、それともほかのレースと変わらないのか、また、事前の馬の癖などを福永騎手に聞いたりしているのですか?」という質問です。

小牧 祐一くんに限らず、馬の癖は誰にでも聞くよ。それは自分を守るためでもあるからね。それより、祐一くんからの乗り替わりって、そんなに多いかなぁ。

──夏以降では、プロキオンSのキョウワダッフィー(8番人気3着)とか、小倉の未勝利を勝ったレッドファルダ(5番人気1着)とか、八幡特別のオースミチャド(7番人気3着)、兵庫特別のディルガ(5番人気5着)などですね。こうして見ると、人気を問わず、馬券に絡んでいることが多いですね。

小牧 ホンマやね。意識してなかったけど、よう乗ってるんや。

──この質問をきっかけに、ちょっとデータを調べてみたのですが、松若くんからの乗り替わりが一番多いんですよ。気づいていましたか?

小牧 へぇ〜、そうなんや。意識したことがなかったわ。

──ちなみに、松若くんからの乗り替わりは、17戦2勝2着1回、勝率11.8%、連対率17.6%。福永さんからの乗り替わりは、9戦2勝、勝率・連対率22.2%です。勝率2割超ですから、ファンにとっては狙い目ですね。

小牧 祐一くんが乗っている馬は、やっぱりいい馬が多いからね。かといって、いつもより燃えるとか、そういうのはないよ。ずっと乗っている馬だろうと、乗り替わりの馬だろうと、いいレースがしたいという気持ちに変わりはないからね。

──ずっと騎乗している馬とテン乗りの馬、それぞれに難しさがあるのでは?

小牧 そうやね。ずっと乗っている馬は、馬のことをわかっている反面、どうしても自分の乗り方にハメてしまうところがあるから、逆に難しいかもしれん。気持ちの面では、テン乗りのほうが乗りやすいかもね。

──ジョッキーならではの心理ですね。さて、最後の質問ですが、なんというか…、いまだかつてない内容(?)です。「僕は小牧さんが大好きなんですが、小牧さんは男に興味はありますか? 小牧さん、大好きです!」。

小牧 は? どういう意味やろ? まずは、そっち系の経験も興味もないです(笑)。昔、そういうお店によう行ってた時期があって、当時はだいぶ言い寄られたけどね。色気とは別に、人間的に興味をひかれる男の人はいるよ。「この人は何をしてる人なんかなぁ」とかね。まぁ、どういう意味にせよ、悪い気はせんね(笑)。「ありがとう」って書いといて。
小牧太

まぁ、どういう意味にせよ、悪い気はせんね(笑)

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1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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