過去5年の勝ち馬のうち、ノースブリッジ(父モーリス)、キングオブコージ(母父ガリレオ)、アリストテレス(サドラーズウェルズ4×4)、シャケトラ(母父シングスピール)と、4頭がサドラーズウェルズの血を引いている。またマイネルファンロン(父ステイゴールド)、ヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)、ステイフーリッシュ(父ステイゴールド)、ユーバーレーベン(父ゴールドシップ)と、ステイゴールドの血を引く馬も毎年のように馬券に絡む。取り上げたなかではラーグルフがサドラーズウェルズ=フェアリーキングの全きょうだいクロス4×3で、父エピファネイアのモリアーナもサドラーの血を引く。
クロミナンス ラッジオの半兄で、フラガラッハやエスティタートやフェルメッツァの甥で、母イリュミナンスはクイーンS3着。サンダーガルチも同牝系。父ロードカナロアは世界の短距離王でアーモンドアイ、パンサラッサ、サートゥルナーリアなどを輩出。母母スキッフルはトニービン産駒でハイペリオン4・6・6×5・6・6。産駒がみんな晩成なのもうなずける。本馬は休養期間が長くまだ通算10戦で、7歳を迎えてもフレッシュ。ヌレイエフ5×4が強いストライドは東京向きか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
チャックネイト サトノディードやジェネラルゴジップの3/4弟で、母ゴジップガールはアメリカンオークス招待S(米G1・芝10F)勝ち馬。ブロッコやロータスランドなども同じ一族だ。母父ダイナフォーマーはブライアンズタイムと7/8同血のロベルト系で