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後付けコラムが週末に化ける

  • 2013年09月20日(金) 18時00分
「昨年からの阪神芝1800mは、ディープインパクト産駒が全体の勝ち星の25%以上。勝ち星数は2位に3倍近く差をつけています。昨年の当レースも1-3位はディープインパクト産駒。

 今年も馬券には絡むでしょうが、当レースの穴のポイントは血統はグレイソヴリン。土曜も馬券になっていたように、おそらく雨が降っても有利な血になるでしょう。

 推奨馬(本命)はシャトーブランシュ。当コースで最も期待値が高い母父トニービン。
 リファールとトニービンの組み合わせは4年前の当レースで10人気で3着に走ったクーデグレイスと同じ組み合わせ。なお、過去5年、10人気で馬券になった2頭はいずれもトニービンの血を持つ馬。
 近2走は500万条件ですが、近2走の末脚は、1000万でも上位レベルに匹敵する末脚。ここでも馬力型の末脚が要求されれば、上位の末脚を出せる可能性も高いです。」

 と、まるでレースの後に書いたようですが、サイト「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」でレース前に書かれたコラムです。
まるで、レースの後に書いたようなコラムを書くと爽快感がありますよね。この爽快感を味わうために、予想コラムを公開するのかもしれません。

 さて、中山は開幕週の紫苑Sも、重厚な血統のチチカステナンゴを持つ馬が2、3着を独占。
 チチカステナンゴ同様、重い馬場になればパフォーマンスを上げるのがサドラーズウェルズの血。

 先週は、1200mでもオペラハウスの子メイショウサムソンが単勝20倍で勝ったように重い馬場。

 今週末は雨が降るので、サドラー持ちの産駒はさらにパフォーマンスを上げるでしょう。
 また、280万馬券となった9月17日の中山2レースは出走馬唯一のトーセンカフェが勝利。1-3着は父か母父ロベルト系。

 10月末に発売される単行本で掲載した200万馬券も、ロベルト系の上位独占だったように、ロベルトの波を読めば、200万馬券の波も読めるのです。

 と、レース前に書ければよかったんですが。。。すいません。このコラムはレースが終わった後に書きました。

 でも、前週がレースが終わった後に書いた後付けコラムも、当週に傾向が引き継がれれば財産になります。

 阪神芝は、乾いた火曜も、外回りコースはディープ天国が継続。
 9月15日は、父か母父グレイソヴリン系が5頭中4頭(!)馬券に
 17日も5頭中2頭が馬券になったのですから、今週末も要注目。
 中山芝は、乾いた馬場の8日もサドラー系が勝利。ロベルト独占で280万馬券になった9月17日も乾いた馬場。

 後の祭りにならないことを祈ります。もっとも、ローズSでは、ディープインパクト産駒では最も低い評価をしたウリウリが3着だったように、来る血統がわかっていても大きく儲けられないことが多いのも競馬の難しいところですが。

 なお、オールカマーで父ロベルト系の馬はサトノアポロ、ムスカテール、イケトップガンの3頭。

 神戸新聞杯でディープ産駒は、ラストインパクト、サトノノブレス。
 グレイソヴリン持ちは、ナリタパイレーツ、サトノノブレス、ヤマイチパートナー、マジェスティハーツ。

 個人的には、エピファネイアとヤマイチパートナーがどんな走りをするかも楽しみです(見るのが楽しみなだけで、今回の馬券で楽しみにしている馬ではありませんけれども)

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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