欲張りな？粕谷師(24日・美浦・安川)
　大混雑が続く中山競馬の新馬戦。3頭エントリーした粕谷厩舎は1頭が除外。枠があれば京都への再投票を考えていたシューベルト(牡3歳、父ブラックホーク、母サンデーワールド)は、優先出走権がないにもかかわらず、土曜の芝2000mに一発で入る引きの強さをみせた。粕谷師は「京都へ行く覚悟はできていたんだけどね。しかし、もくろみが外れてしまった。実はオレは全部入ると思っていた」と話す。除外されたジギースンナー(牝3歳、父サムライハート、母ヤマサカントリー)は次週の東京ダート1400mにスライドすることになった。

昇級でも楽しみ、パワースラッガー(24日・美浦・文元)
　うまくスローの単騎逃げに持ち込み、デビュー勝ちを収めたパワースラッガー(牡3歳、美浦・菊川、父ウインラディウス、母クリスタルフローラ)。「詰め寄られてから、もうひと伸びしてくれたように、センスの良さを見せてくれた」と師も満足げな表情を浮かべる。明後日の若竹賞に出走するが