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　明日5月3日のWIN5は総出走頭数が76頭、総組み合わせ数が78万3360通り（土曜16時現在）。5レースすべてがオープンクラスのレースという豪華なラインナップになりました。

　もうひとつ特徴的なのは、ハンデキャップ競走がひとつもない点です。先週までに施行されたWIN5対象レースを振り返ってみると、単勝5番人気以下の馬が勝ったレースの割合は、ハンデキャップ競走が34.6%、その他のレースが25.1%。皆さんのイメージ通りだと思いますが、やはり「ハンデキャップ競走は比較的荒れやすい」という傾向が出ています。逆に言うと、明日のような回は買い目をやや人気サイドに寄せるべきなのかもしれません。

◆天皇賞・春で評価を下げる馬は…

　1レース目は4歳以上オープンのオアシスS(東京10R)。比較の難しいメンバー構成で、支持は割れるでしょう。

　2レース目は3歳オープンの端午S(京都10R)。こちらも重賞やオープン特別で連対経験のある馬がいない分、難解な印象を受けるプレイヤーが多いと思います。

　3レース目は4歳以上オープンの谷川岳S(新潟11R)。善戦が続いているアルバタックス、インパルスヒーロー、昨年の2着馬サトノギャラントあたりが人気を集めそうです。

　4レース目は3歳オープンのスイートピーS(東京11R)。前走が好内容だったシャルール、ディープジュエリー、ロッカフラベイビー、良血馬のダイワミランダ、フローレスダンサーらに注目が集まるでしょう。

　5レース目は4歳以上GIの天皇賞春(京都11R)。土曜16時の時点ではアドマイヤデウス、キズナ、ゴールドシップ、サウンズオブアースが上位人気グループを形成していました。

[伊吹式WIN5ランキング 2015年05月03日版]

1位 東京10R 6.サウンドトゥルー
2位 京都11R 17.アドマイヤデウス
3位 東京11R 4.ディープジュエリー
4位 新潟11R 8.サトノギャラント
5位 京都10R 3.カフジテイク
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 京都10R 1.マイネルオフィール
7位 京都10R 11.プレシャスルージュ
8位 新潟11R 2.インパルスヒーロー
9位 東京11R 8.シャルール
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 京都11R 16.ウインバリアシオン
11位 東京10R 3.クライスマイル
12位 京都10R 12.ブルームーン
13位 京都10R 5.ブルドッグボス
14位 京都10R 8.ショコラブラン
15位 新潟11R 13.オメガヴェンデッタ
【以上すべての馬を買うと144点買い】

16位 新潟11R 14.アルバタックス
17位 東京11R 5.ダイワミランダ
18位 東京11R 15.フローレスダンサー
19位 東京11R 3.ロッカフラベイビー
20位 京都11R 13.キズナ
21位 東京10R 7.シンボリエンパイア
【以上すべての馬を買うと1080点買い】

22位 新潟11R 7.カオスモス
23位 京都11R 1.ゴールドシップ
24位 京都11R 15.サウンズオブアース
25位 東京10R 4.サトノプリンシパル
26位 東京10R 11.サトノプライマシー
【以上すべての馬を買うと3750点買い】

　注目はやはり5レース目の天皇賞春(京都11R)。2009年以降はJRA、かつ3000ｍ以上、かつGI以外のレースにおいて連対経験のある馬が[0-0-1-37]と苦戦しています。阪神大賞典やダイヤモンドSで好走してきた馬は評価を下げるべきでしょう。また、前走がJRAのレース、かつ前走の出走頭数が14頭以下、かつ前走の4コーナーを8番手以下で通過した馬も[0-0-1-19]。極端に先行力が低い馬も勝ち切れていません。以上の条件に引っ掛かるゴールドシップ、キズナ、サウンズオブアースあたりは評価を下げ、アドマイヤデウスとウインバリアシオンの2頭を重視したいところです。

　もうひとつのポイントと言えそうなのは、出走頭数が比較的少ない1レース目のオアシスS(東京10R)。2012年以降は前年か同年、かつ東京ダ1600ｍのレースにおいて5着以内となった経験のない馬が[0-1-1-24]と勝ち切れていませんでした。狙ってみたいのは大野拓弥騎手とサウンドトゥルーのコンビ。もともと東京ダ1600ｍの重賞で3着となった経験がある馬ですし、脚質を考えれば少頭数もプラスに働くと思います。