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天皇賞・春の前走着順別成績

  • 2015年04月28日(火) 12時00分


前走好走馬と大敗馬の両極端が馬券のポイント

 天皇賞・春は、前走好走馬と大敗馬の両極端が馬券のポイントになるレースだ。過去10年の前走着順別成績は以下の通り。

過去10年の前走着順別成績

過去10年の前走着順別成績



 前走4〜9着という「普通の敗戦」から本番で馬券になったのは、過去10年で昨年のフェノーメノと08年のメイショウサムソンしかいない。このグループが計61頭で2頭しか3着以内馬を出していないにも関わらず、前走2ケタ着順からは15頭の中から1〜3着馬が各1頭ずつ出た。当然というか人気は落ちており、3頭とも2ケタ人気で馬券に絡んでいる。

 もうひとつ注目したいのが、前走1〜3着組も回収率がまずまず高いことだ。トータルすると単128%・複131%。これは05年に大阪-ハンブルクC組が大穴をあけたことの影響が大きいが、それ以外にも穴馬は出ている。阪神大賞典の1〜3着組は人気になるので回収率も低いが、日経賞からはマイネルキッツ、大阪杯からはヒルノダムールなどが出ており、この2レースの1〜3着組もグループとしては回収率がプラスになっている。

 競馬はとかく人気になっている馬を良いと思ってしまいがちだが、前走好走馬同士でも目立っていない側に目を配り、さらには人気薄の前走大敗馬にも注意を払いたいものである。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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