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　明日7月5日のWIN5は総出走頭数が71頭、総組み合わせ数が48万7424通り（土曜16時現在）。3レース目の巴賞(函館11R)が8頭立ての少頭数になったこともあり、総組み合わせ数はやや少なめです。ただし、他の4レースはいずれも出走頭数が14頭以上。2回福島や3回中京が開幕したばかりですし、絞り込みにくい印象を受けているプレイヤーが多いのではないかと思います。

　前回6月28日（総組み合わせ数が91万7504通り、配当は1億7442万5160円）がそうだったように、多頭数＆混戦模様のレースばかりなら「豊富な資金を投じて極端に手広く構える」という作戦も有効なのですが、極端な低額配当決着もあり得る今回で同様の勝負を敢行するのはあまりにリスキー。「予算を数倍に増やしたところで的中確率や配当的な妙味は大して上がらない」と割り切り、総点数をいかに押さえるかという方向で買い目をデザインした方がいいでしょう。

◆巴賞で絞り込み

　1レース目は3歳以上1000万下の濃尾特別(中京10R)。実績上位のエアカミュゼ、エクストラゴールド、キングズガード、アドマイヤランディらが上位人気グループを形成しそうです。

　2レース目は3歳以上1000万下のさくらんぼ特別(福島10R)。降級緒戦のアルマエルナトあたりが支持を集めると思います。

　3レース目は3歳以上オープンの巴賞(函館11R)。オープンクラスのレースで善戦してきたエックスマーク、マイネルミラノ、レッドレイヴンらが人気を分け合うでしょう。

　4レース目は3歳以上GIII、ハンデキャップ競走のCBC賞(中京11R)。混戦模様ですが、土曜16時の時点ではウリウリ、サドンストーム、ダンスディレクターあたりが上位人気に支持されていました。

　5レース目は3歳GIII、ハンデキャップ競走のラジオNIKKEI賞(福島11R)。こちらは土曜16時の時点だとアンビシャス、レアリスタの支持がやや抜けており、キャンベルジュニア、ミュゼゴースト、ロジチャリスらが続いています。

[伊吹式WIN5ランキング 2015年07月05日版]

1位 函館11R 1.マイネルミラノ
2位 中京10R 5.エアカミュゼ
3位 福島10R 5.デンコウヒノマル
4位 中京11R 10.ベルルミエール
5位 福島11R 11.グランアルマダ
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 福島11R 9.マイネルシュバリエ
7位 福島11R 5.レアリスタ
8位 中京11R 14.ホウライアキコ
9位 中京11R 6.ウリウリ
10位 福島10R 3.ダイトウキョウ
【以上すべての馬を買うと18点買い】

11位 中京10R 16.アドマイヤランディ
12位 福島11R 3.アンビシャス
13位 中京11R 8.ジャストドゥイング
14位 福島10R 10.ゴールドペガサス
15位 福島10R 13.アルマエルナト
【以上すべての馬を買うと128点買い】

16位 中京10R 3.エクストラゴールド
17位 函館11R 4.オツウ
18位 福島11R 16.ロジチャリス
19位 福島11R 7.アッシュゴールド
20位 中京11R 13.サドンストーム
21位 中京11R 18.ニンジャ
22位 福島10R 2.モーニングコール
【以上すべての馬を買うと1080点買い】

23位 中京10R 9.キングズガード
24位 中京10R 11.ネオジェネシス
25位 中京10R 15.エクストレミティー
26位 函館11R 3.エックスマーク
27位 函館11R 8.レッドレイヴン
【以上すべての馬を買うと4320点買い】

　絞り込みたいのはやはり3レース目の巴賞(函館11R)。2010年以降は父や母の父にサンデーサイレンス系種牡馬を持たない馬が[0-0-1-21]と勝ち切れていません。一方、父か母の父がサンデーサイレンス系種牡馬、かつ馬齢が5歳以下だった馬は[4-3-4-7]と安定していました。これなら丹内祐次騎手とマイネルミラノのコンビを素直に信頼したいところ。最内枠を引いた点もプラスでしょう。

　やや手広く構えたいのは5レース目のラジオNIKKEI賞(福島11R)。2011年以降のレース傾向を見ると、負担重量が53kg以下だった馬は[0-0-1-22]、JRA、かつ芝1800ｍ、かつ4コーナーを2番手以下で通過したレースにおいて連対経験のない馬は[0-1-1-27]と、それぞれ苦戦しています。また、中山芝1800ｍ内で施行された2011年を含め、7〜8枠の馬は[0-0-0-16]と好走例がありません。負担重量や距離適性、枠順に不安のないグランアルマダ、マイネルシュバリエ、レアリスタが有力候補です。