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当コラムに丸乗りすればここ2週だけで二千万円以上も儲かった!?

  • 2015年12月05日(土) 20時00分


 先週11月29日のWIN5は547万7900円の高額配当決着でしたが、優勝馬5頭はいずれも当コラムの「伊吹式WIN5ランキング」で名前が挙がった馬。しかも、5頭のうちもっとも順位が低かったショウナンパンドラ(ジャパンC1着)ですら17位にランクインしていました。17位までに挙がった馬をすべて買っても総点数は384点でしたから、「当コラムの予想に従って4万円弱(もしくはそれ以上の金額)を投じることができた方は的中しているはず」と考えていいでしょう。もっとも、解説部分で「ミッキークイーン(ジャパンC8着)とビッグアーサー(京阪杯2着)に逆らう必要はない!」などと断言してしまったように、会心の予想とはとても言えないのですが……。

 そういえば、1686万8100円とさらに高い配当で決着した先々週11月22日も、優勝馬5頭の名前が「伊吹式WIN5ランキング」に入っていた一方で、挙げた順位はそれほど高くなかった(=当コラムを参考に的中させた方はほとんどいなさそう)という微妙な結果でしたね。先週や先々週の配当からもお分かりいただける通り、2015年に「伊吹式WIN5ランキング」で推奨した馬をすべて買ったと仮定した場合の年間回収率は大幅なプラスなのですが、1回あたりのWIN5予算が数千円前後という読者さんは恩恵にあずかれていないはず。この調子をキープしつつ、もう少しだけ精度を高めていければと思います。

 明日12月6日のWIN5は総出走頭数が75頭、総組み合わせ数が74万8800通り(土曜16時現在)。総組み合わせ数は先週11月29日(31万5900通り)の倍以上になりそうですし、「数千万円から“億クラス”の配当となる可能性もそれなりに高い」と認識しておきたいところです。

◆チャンピオンズCはローマンレジェンドにも注目

 1レース目は3歳以上1600万下の市川S(中山10R)。11月の紅葉Sで好走したオコレマルーナ、マイネルメリエンダらが上位人気グループを形成するでしょう。

 2レース目は3歳以上1600万下の堺S(阪神10R)。実績上位のエノラブエナ、マスクゾロ、前走を勝ち切ったトップディーヴォ、メイショウウタゲあたりが人気を集めると思います。

 3レース目は3歳以上1600万下、ハンデキャップ競走のアクアラインS(中山11R)。こちらも実績上位のキタサンミカヅキに加え、前走で優勝を果たしたニットウスバル、パイメイメイ、プレシャスルージュらが注目されそうです。

 4レース目は3歳以上GIのチャンピオンズC(中京11R)。土曜16時の時点ではコパノリッキー、ノンコノユメ、ホッコータルマエの3頭に支持が集まっていました。

 5レース目は3歳以上オープン、ハンデキャップ競走のタンザナイトS(阪神11R)。比較の難しいメンバー構成で、人気は割れるでしょう。

[伊吹式WIN5ランキング 2015年12月06日版]

1位 中山11R 13.キタサンミカヅキ
2位 阪神10R 3.エノラブエナ
3位 中京11R 13.ホッコータルマエ
4位 阪神11R 14.ブラヴィッシモ
5位 中山10R 3.ダイワリベラル
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 中山10R 7.マイネルメリエンダ
7位 中山10R 2.ペイシャフェリス
8位 阪神11R 5.マテンロウハピネス
9位 阪神11R 2.テイエムタイホー
10位 中京11R 9.ローマンレジェンド
【以上すべての馬を買うと18点買い】

11位 阪神10R 4.マスクゾロ
12位 中山11R 15.ニットウスバル
13位 中山10R 4.マリオーロ
14位 阪神11R 9.タガノアザガル
【以上すべての馬を買うと128点買い】

15位 阪神11R 13.ダノンプログラマー
16位 中京11R 7.コパノリッキー
17位 阪神10R 5.メイショウウタゲ
18位 中山11R 12.パイメイメイ
19位 中山11R 6.プレシャスルージュ
20位 中山10R 5.オコレマルーナ
21位 中山10R 11.クラウンレガーロ
【以上すべての馬を買うと1080点買い】

22位 阪神11R 15.コナブリュワーズ
23位 中京11R 1.ノンコノユメ
24位 阪神10R 2.テイエムグンカン
25位 阪神10R 1.トップディーヴォ
26位 中山11R 5.ヴィクタシア
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

 4レース目のチャンピオンズC(中京11R)は脚質に注目したい一戦。ジャパンCダートの名称で施行されていた2013年以前を含む2011年以降の傾向を見ると、前走の4コーナーを4番手以下で通過した日本調教馬は[1-0-0-31]、同じく前走の4コーナーを1番手で通過した日本調教馬は[0-0-1-8]と、それぞれあまり上位に食い込めていません。また、馬齢が4歳以下だった日本調教馬は[0-0-2-19]、前走の着順が5着以下だった日本調教馬も[0-0-0-15]。最有力候補は実績上位のホッコータルマエだと思いますが、同じくらい不安要素が少ないローマンレジェンドもマークしておきたいところです。

 絞り込むなら3レース目のアクアラインS(中山11R)。昨年の4回中山ならびに今年の1回中山ダ1200m、かつ1600万下から上のクラスのレースにおける馬番別成績を見ると、1〜9番の馬が[1-2-2-39]とあまり勝ち切れていませんでした。今開催も上級条件に限ると外枠有利な馬場となりそう。武士沢友治騎手とキタサンミカヅキのコンビを素直に信頼するべきだと思います。

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競馬評論家。JRAの公式ホームページ内「今週の注目レース」にて“データ分析”のコーナーを、TCK(東京シティ競馬)の公式ホームページ内「分析レポート」にて重賞競走のデータ分析を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラム、『週刊アサヒ芸能』、『競馬王』などさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『WIN5攻略全書 回収率150%超!“ミスターWIN5”のマインドセット』、『コース別 本当に儲かる騎手大全』シリーズ、『コース別 本当に儲かる血統大全』シリーズ、『ウルトラ回収率』シリーズ(いずれもガイドワークス)など。

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