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　今週末のJRAは3日間開催。明日3月20日(日)だけでなく、明後日3月21日(月)にもWIN5が発売されます。

　3月20日は総出走頭数が65頭、総組み合わせ数が34万736通り（土曜16時現在。以下同）とかなり少なめ。フルゲートの16頭立てとなったレースが2つある一方、残る3レースはいずれも11頭立てです。低額配当決着となる可能性がそれなりに高いものの、比較的的中させやすい回と言えるでしょう。

　3月21日は総出走頭数が72頭、総組み合わせ数が59万9040通り。こちらも決して多くはありませんが、3月20日と比べれば総組み合わせ数は2倍近くありますし、重賞のフラワーC（中山11R）も混線模様なので、場合によっては大きな配当が飛び出すかもしれません。

　本稿では明日3月20日のWIN5を展望します。仮に数万円程度やそれ以下の低額配当で決着し、なおかつそれが的中したら、明後日3月21日に改めて大きく勝負してみたいですね。

◆阪神大賞典はタンタアレグリアとトーホウジャッカルが有力

　1レース目は4歳以上1600万下の幕張S(中山9R)。実績上位のティーエスネオ、ドラゴンストリート、マローブルー、昇級初戦のネオスターダム、ロジダーリングあたりが注目を集めるでしょう。

　2レース目は4歳以上1600万下、ハンデキャップ競走の但馬S(阪神10R)。前走で上位に食い込んだシャドウダンサー、フェイマスエンド、レッドソロモンらが上位人気グループを形成すると思います。

　3レース目は4歳以上オープンの千葉S(中山10R)。昨年末にオープン入りした後も健闘しているアンズチャン、ブルドッグボス、昨年12月のカペラSで好走したカジキ、キクノストームあたりに支持が集まりそうです。

　4レース目は4歳以上GIIの阪神大賞典(阪神11R)。土曜16時の時点ではアドマイヤデウス、シュヴァルグラン、タンタアレグリア、トーホウジャッカルの4頭が上位人気に推されていました。

　5レース目は3歳GIIのスプリングS(中山11R)。こちらは土曜16時の時点だとロードクエストの人気が抜けており、ドレッドノータス、マウントロブソン、ミッキーロケットが2番手グループを形成しています。

[伊吹式WIN5ランキング 2016年03月20日版]

1位 中山10R 5.ブルドッグボス
2位 阪神11R 6.タンタアレグリア
3位 阪神10R 1.レッドソロモン
4位 中山11R 10.ロードクエスト
5位 中山9R 9.マローブルー
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 中山9R 1.ドラゴンストリート
7位 中山9R 4.ネオスターダム
8位 中山9R 5.ロジダーリング
9位 中山11R 2.ハレルヤボーイ
10位 中山11R 7.ミッキーロケット
【以上すべての馬を買うと12点買い】

11位 阪神10R 2.レッドルーラー
12位 阪神11R 3.トーホウジャッカル
13位 中山10R 8.カジキ
14位 中山9R 7.テンダリーヴォイス
【以上すべての馬を買うと120点買い】

15位 中山11R 1.マウントロブソン
16位 阪神10R 8.シャドウダンサー
17位 阪神11R 2.アドマイヤデウス
18位 中山10R 9.ナンチンノン
19位 中山9R 8.ペイシャフェリス
20位 中山9R 16.ティーエスネオ
21位 中山11R 11.ドレッドノータス
22位 阪神10R 7.タイセイアプローズ
【以上すべての馬を買うと1260点買い】

23位 阪神10R 5.フェイマスエンド
24位 阪神11R 11.シュヴァルグラン
25位 中山10R 4.アンズチャン
26位 中山10R 6.キクノストーム
【以上すべての馬を買うと3500点買い】

　4レース目の阪神大賞典(阪神11R)は、3歳時から長距離の重賞で好走してきた馬を重視したい一戦。JRA、かつ3歳限定、かつ2400m以上のGIかGIIにおいて4着以内となった経験がない馬は2011年以降[0-3-0-31]と勝ち切れていません。今年はこの条件をクリアしているのがタンタアレグリアとトーホウジャッカルだけなので、両馬を素直に信頼すべきでしょう。

　5レース目のスプリングS(中山11R)は距離適性がポイント。JRA、かつ芝1800mのレースにおいて4着以内となった経験のない馬は2011年以降[0-1-1-33]と苦戦していました。実績を考えるとロードクエストは軽視できませんが、前出の条件をクリアしているハレルヤボーイとミッキーロケットにも注目したいところです。