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ストームキャットに好相性のセントウルS

  • 2016年09月09日(金) 19時00分


◆開幕週の持続力比べとなるセントウルS

 過去4年のセントウルSにて、10人気以下の人気薄で馬券になったのは昨年のアクティブミノルと4年前に3着のアンシェルブルー。

 この2頭はいずれもストームキャットの血を持つ血統的共通項がありました。

 ストームキャットといえば、米国発の世界的名血。圧倒的な体力と持続力性能が武器。ただし、日本の競馬では持続力性能に長けてしまうと、ゴール前での瞬発力に欠けるために中距離重賞で勝ち切るのは難しくなります。

 実際、父ストームキャット系は、2000m以上の芝中距離重賞では勝ち星ゼロ。2着8回というわかりやすい傾向が。

 この持続力と体力に特化した血が、開幕週の持続力比べとなるセントウルSではセールスポイントとなります。

 なお今年の出走予定馬で父ストームキャット系はネロのみ。

 エイシンブルズアイは母母父がサマースコール。ストームキャットと同じストームバード系とセクレタリアトの配合馬。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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