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毎日王冠組なら、ルージュバックか、推定12番人気の伏兵か!?/天皇賞

  • 2016年10月27日(木) 18時00分

今回は重要なお知らせがあります



netkeiba編集部(以下:編) 今週のターゲットは、もちろん天皇賞(秋)ですが、ここでお知らせがあります。昨年の天皇賞(秋)から始まったこのコラムも、ちょうど1年の節目をむかえます。そして読者の皆さまからの投票も、もうすぐ1万件に到達しようとしています。そこでこのタイミングで、当初からお話していたように、おふたりの得票を合計して、より多い方に予想家候補生としてこのコラムに残っていただき、少ない方はさらなる新人予想家と交代していただくということにさせていただきます。

夏目行人 な、なに……っ。

東出ヒロ うわーっ、これキッツイなー。早い話が、負けたほうはクビ……ってことだもんね。

 はい、言葉を選ばずにいうと、そうなりますね。ちなみに前回の結果をおさらいすると、対象レースの菊花賞は夏目さんのカフジプリンスが8着(3番人気)、東出さんのウムブルフが12着(10番人気)という結果でした。投票は68対57で東出さんに軍配があがっております。
 ということで、おふたりにとって今回が得票最後のチャンスとなります。いつも通り、おふたり1頭ずつの推奨馬でお願いいたします。では夏目さんから、どうぞ!

近年は牝馬が牡馬を圧倒!



夏目行人 これが最後になるかもしれませんが、いつも通り全体的な傾向からお伝えしましょう。まず1番人気の成績ですが[4-2-2-2]で連対率60%、複勝率80%と「府中2000mには魔物が住んでいる」といわれた過去の傾向からは大きく異なり、いまは実績馬が力を発揮しやすいレースのようです。
 おもしろいのは牝馬で[2-3-1-7]の連対率39%と、牡馬の10%を大幅に上回っています。1997年にエアグルーヴが勝って以来、実力派牝馬が多く出走するようになり、いまや出走すれば必ずチェックすべき存在にまでなっています。
 前哨戦では、毎日王冠組が[6-4-3-49]で連対率16%、複勝率21%と、京都大賞典組やオールカマー組を圧倒しています。
 上記を加味して、私の1頭はnetkeiba予想オッズ2番人気のルージュバックです。私はこの馬が出るたびに推奨してきましたが、絶対能力の裏付けとするのは2歳時の百日草特別。東京芝2000mを2分00秒8、上がり3ハロンが33秒3。恐らく1ハロン10秒台の脚を使っていた内容は、牝馬はもちろん、牡馬にまじっても頂点に立てる器だと確信しています。
 そして前述したように、このレースは牝馬と相性の良いレース。さきほどお伝えした傾向のほかにも、00年以降の4歳牝馬は[2-2-2-3]で連対率44%、複勝率67%という心強いデータもあります。私はルージュバックで勝負したいと思います。

 ありがとうございました。力の入った答弁でしたね。お次は東出さん、よろしくお願いします!

ルージュバックの、さらに後方から一気差し!?



東出ヒロ 夏目さんのルージュバック好きは良くわかっているけれど、05年に4歳で参戦したスイープトウショウだって追い込み届かずの5着に負けている。4歳牝馬が好相性だからといって、それを根拠にあげるのは、オレには理解できないね。
 ということで、同じ毎日王冠組でも、オレの狙いはもっと人気薄! 予想オッズ12番人気の

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東出ヒロ(ひがしで・ひろ)オールラウンドに穴馬を探す新進気鋭の予想家。名波アカリ(ななみ・あかり)タイム・ラップを中心とした馬券術で穴馬券を狙う女性予想家。

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