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重視したい4歳馬

  • 2017年03月28日(火) 12時00分


◆4歳馬の安定ぶりはかなりのもの

 先週の日経賞を見ていて感じるのが、馬が年齢を重ねることによって力が落ちてきたり、あるいは難しい面が出てきて能力を発揮できなくなったりするリスクだ。私も安易にゴールドアクターを本命にしていたが、若い4歳馬に予想を粉砕された形になった。

 そして『大阪杯』である。今年からGIになったのでこれまでのデータを単純に適用することはできないかもしれないし、人気が予想されるキタサンブラックはまだ5歳(2番人気争いのサトノクラウンも5歳)。衰え云々を語るタイミングではない。

 ただ、GII時代の大阪杯は4歳馬が強いレースだったので、その点は意識しておきたい。

 過去10年の年齢別成績は、

年齢 着度数 勝率 複勝率 単回収率 複回収率
4歳 [6-3-3-15] 22.2% 44.4% 84 100
5歳 [3-4-2-21] 10.0% 30.0% 67 57
6歳 [1-2-5-25] 3.0% 24.2% 65 68
7歳以上 [0-1-0-29] 0.0% 3.3% 0 15

 となっている。これだけだと高齢になるほど人気薄馬の比率が高いので、「単勝オッズ10倍未満馬の年齢別成績」をとると、

年齢 着度数 勝率 複勝率 単回収率 複回収率
4歳 [6-2-2-3] 46.2% 76.9% 176 113
5歳 [2-4-1-5] 16.7% 58.3% 67 83
6歳 [0-0-2-5] 0.0% 28.6% 0 38
7歳 [0-0-0-2] 0.0% 0.0% 0 0

 で、4歳馬の安定ぶりはかなりのもので回収率も高いが5歳は回収率が通常レベルとなり、6,7歳の上位人気馬はリスクばかりが目立つ。

 今年の4歳登録馬は4頭。マカヒキか、もう少し積極的に穴を狙うならミッキーロケットあたりに、5歳人気2頭の一角を崩してもらうような予想をしていきたい。

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※パソコン・スマートフォンでご覧ください。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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