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タタソールズでの日本人購買馬(須田鷹雄)

  • 2017年10月31日(火) 18時00分


◆“テソーロ”了徳寺氏がクオリティを落とさず数を確保した

 以前、(盛況・キーンランドセプテンバーセール)における日本人購買馬の話を書いたが、その後タタソールズのオクトーバーセールでも日本人による購買が行われた。

 Frankel×Steel Princessの牝馬(140万ギニー)はフランケルブームの真っ最中なので高くなりすぎた感はあるが、母が重賞勝ち馬で姉がGI勝ち馬。ブック1らしい、分かりやすい良血だ。

 War Front×A Star Is Bornの牡馬(47.5万ギニー)はリップヴァンウインクルの甥にあたる馬。父の産駒はあまり日本に入っておらず勝ち馬もまだなのだが、マツカゼがデビュー戦で2着に来たし産駒によっては早くからも動けそう。

 頭数的に目立ったのは了徳寺健二氏で、これまでより1頭あたりの単価を下げて、しかしクオリティを落とさず数を確保した感がある。ブック1では2頭を購買。

 Oasis Dream×Inchinaの牡馬は20万ギニーで。オアシスドリームは配合による波が小さい印象だが、サドラーズウェルズとの間ではトレジャーステイトが走っているし、母の父モンジューであるこの馬も血統的に重すぎるということはないだろう。

 Exceed And Excel×Allegrezza(牡馬、10万ギニー)は現時点でも完成度が高いというか、特に前躯の筋肉が目立つ。育成でトモの成長が追いつけば面白い素材に育ってきそうだ。

 了徳寺氏はブック2でも4頭を購買。Union Rags×Miss Emiliaの牡馬(21万ギニー)はアメリカ血統だが、そのぶん日本で使う上ではリスクが低いようにも思える。父はなじみのない名前かもしれないがディキシーユニオンの後継で、既に日本で走った産駒は2頭。2頭とも勝ち上がっている。

 タタソールズ社のサイトでもブック1の馬を中心に、一部の馬については上場馬の動画が見られるようになっている。セール終了後には見られなくなっている馬もいるのだが、関心のある方はご覧になっていただきたい。

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