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ラッキーライラックが1番枠、波乱ムードの桜花賞に

  • 2018年04月06日(金) 18時00分


◆逆転を考えるなら「明らかにキレないタイプ」か

 ラッキーライラックの一本かぶりになるはずの桜花賞だが、同馬が1番枠を引いたことでにわかに波乱ムードも出てきた。穴党もちょっとやる気を出してきたところだろうか。

 そのラッキーライラックだが、能力は疑いのないところ、阪神JF→チューリップ賞をともに勝って同コースだから、本来大崩れは考えづらい。ただ格上の騎手がこぞってつぶしに来るだろうから、石橋脩騎手がそれを跳ね返せるか。強気に乗ってほしい。決め手はある馬だが位置が後ろになりすぎるとリスクが増すので、枠を生かすくらいの気持ちで乗ると好結果に繋がるだろう。

 チューリップ賞上位馬ではリリーノーブルに期待したい。ラッキーライラックとはタイプが異なり、こちらは明らかにキレないタイプ。それゆえ消耗戦になるとこちらが浮上する可能性がある。マウレアはラッキーライラックと適性が近いので、逆転を考えるときにはリリーノーブルのほうが選択肢になる。

 フィリーズレビュー組は桜花賞で苦戦することが多く、過去10年で馬券に絡んだ4頭はすべて阪神JFに出走していた。今年はフィリーズレビューが上がり馬タイプ3頭の決着だったので、強気には狙いづらい。個人的にはこの組は切るか買うにしても1頭。リバティハイツ、アンコールプリュ、デルニエオールとそれぞれに血統的ポテンシャルはある馬だが、買いすぎには注意というのが私の考えだ。

 アーモンドアイがけっこう人気になりそうな雰囲気だ。シンザン記念を人気で勝ってきたというのは確かに魅力だが、当時の2着がツヅミモン。当時の牡馬がややだらしなかったようにも思える。

 別路線組のオープン勝ち馬というのは中穴になってこそだと思うので、この線でいくならばプリモシーンやレッドサクヤのほうがよいのではと思う。プリモシーンは1月からレース間隔が開いていることが気になるが、名牝の仔だしどこかで爆発してきてもおかしくない。レッドサクヤはエルフィンS勝ちで、このエルフィンの勝ち馬というのは年によってどこかでいい馬券を出してくることがある。軸にはできないがヒモ穴として狙いたい。

 アネモネSは当時人気だった2頭での決着。それゆえファンも心理的に買いやすい(大穴で勝ってきた馬よりも再現性を期待しやすい)だろうが、そもそもアネモネS組というのはほとんど来ないもの。個人的にはこの組は最初から外して考えている。

 フィニフティ、トーセンブレスあたりは△候補にできないこともないのだが、今回はラッキーライラックから入った場合、ヒモは絞らないといけない。その観点から私は無印にする予定だ。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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