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オークス上位馬不在の一戦/ローズS

  • 2018年09月11日(火) 12時00分


◆軸馬はオークス組以外から持ってくる必要がある

 今年のローズSはオークス上位組不在の一戦となった。アーモンドアイは秋華賞直行、当時の2〜4着馬は戦線離脱、5着マウレアは紫苑Sに出走(2着)したということで、オークス組で当時6着のサトノワルキューレが最先着だった馬ということになる。

 過去にこのようなケースはどのくらいあったのか?

 気になって調べてみたところ、どうやらはじめてのようだ。オークスで掲示板に載った馬が1頭しかいなかったローズSは1991年、93年、97年、2016年と4回行われているが、ゼロまではいっていない。

 1頭だったケースでさえ少なすぎる(96年に3冠目が秋華賞になって以降では2回)ので、96年以降、オークス1〜3着馬組の出走が1頭のみだった年(12回ある)を対象にオークス組のローズSの結果を振り返ってみよう。

データ

 実績馬の層が薄くなっても、オークス大敗馬にはあまりチャンスが回っていないように見える。オークス10着以下から勝ったのは97年、桜花賞馬のキョウエイマーチだ。

 該当する12回における「オークス1〜5番人気馬」のローズS成績は[6-3-2-13](回収率は単複ともに60%)なので、サトノワルキューレ、オールフォーラヴあたりにはなんらかのシルシを回す余地はある。ただそれとておいしい存在ではないので、軸は別なところから持ってくる必要がありそうだ。

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登録済

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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