前回6月13日のWIN5は279万5680円の配当で決着。対象5レースで計7頭が単勝オッズ5倍未満の支持を集めたものの、勝ち切ったのは2レース目の夏至S(東京10R)で人気の中心となっていたスマッシングハーツだけでした。
先週の「1点予想」では、そのスマッシングハーツや3レース目の函館スプリントS(札幌11R)を単勝オッズ8.0倍(5番人気)で制したビアンフェの推奨に成功。究極の目標である1点的中にはまだ至っていませんが、この調子である程度の単勝的中率や単勝回収率をキープしながら、少しずつ近付いていきたいと思います。
明日6月20日のWIN5は総出走頭数が82頭、総組み合わせ数が117万9648通り(土曜12時現在)。このまま出走取消等がなければ、総組み合わせ数の多さは歴代13位タイです。しかも、4レース目のマーメイドS(阪神11R)と5レース目のユニコーンS(東京11R)は、土曜13時過ぎの時点で単勝オッズ5倍未満の支持を集めている馬が一頭もいない混戦模様。非常に難度の高い回と言って良いでしょう。
【2021年06月20日発売分の1点予想】
阪神10R 9.ムジカ
東京10R 10.リレーションシップ
札幌11R 13.スカイグルーヴ
阪神11R 5.シャドウディーヴァ
東京11R 1.ゲンパチフォルツァ
【1レース目 垂水S(阪神10R)】
臨戦過程が明暗を分けそう。阪神芝2000m内で施行された2020年を含め「前走の距離が今回と異なる距離だった馬」は2017年以降[1-0-2-26]と安定感を欠いていましたから、アカイイトらは強調できません。ちなみに「前走の着順が8着以下だった馬」も2017年以降[0-1-0-20]と苦戦していました。
フィオリキアリ・レッドフラヴィア・グランスピード・サターンあたりも侮れませんが、注目はやはりムジカ。このメンバー構成なら実績上位です。
【2レース目 多摩川S(東京10R)】
今年と同じく東京芝1400mで施行された2020年は、3連単109万7370円の大波乱決着だったものの、1〜3着馬はいずれも馬齢が5歳以下、かつ前走の着順が8着以内だった馬。6歳のフレッチア、大敗直後のエイムアンドエンド・トーセンリストらは評価を下げるべきでしょう。
面白そうなのはシャワークライム・リレーションシップ・シャイニーロックあたり。休養明け2戦目のリレーションシップは特に有力だと思います。
【3レース目 しらかばS(札幌11R)】
今年の1回札幌芝1200m、かつ3歳以上のレース(6月19日終了時点)は、先行力の低い馬が不振。「前走の条件が“国内のレース”、かつ前走の4コーナー通過順が8番手以下だった馬」は[1-0-0-17]ですから、ニシノドレッシー・チェアリングソングあたりは扱いに注意すべきかもしれません。
狙ってみたいのはロジーナ・シャンデリアムーン・スカイグルーヴ・カワキタアジンあたり。この距離が合いそうなスカイグルーヴは特に楽しみです。
【4レース目 マーメイドS(阪神11R)】
大型馬は不振。「前走の馬体重が480kg以上だった馬」は2016年以降[1-0-0-22]でした。アブレイズらは過信禁物と見るべきでしょう。
さらに「前走の距離が2000m以上だった馬」も2016年以降[1-1-0-21]といまひとつ。該当馬は苦戦する可能性が高いと思います。
今年はシャドウディーヴァ・レッドベルディエス・アンドラステ・サンクテュエール・ミスニューヨークあたりが有力。実績や人気を考えるとシャドウディーヴァに魅力を感じますが、手広く押さえるに越したことはありません。
【5レース目 ユニコーンS(東京11R)】
これまでの戦績を素直に評価したい一戦。「“JRA、かつ2勝クラス以上のレース”において4着以内となった経験のない馬」は2014年以降[0-0-2-57]です。
また「前走の距離が1600m未満だった馬」は2014年以降[0-1-1-29]、「前走の着順が5着以下だった馬」は2014年以降[1-0-0-25]と、それぞれ期待を裏切りがちでした。ラペルーズ・カレンロマチェンコ・ルーチェドーロらは、やや優先順位を下げるべきでしょう。
これらの傾向から強調できるのはゲンパチフォルツァ・ティアップリオン・ブラックアーメットくらい。前走が好内容だったゲンパチフォルツァは素直に押さえておくべきだと思います。