スマートフォン版へ

【札幌記念予想】札幌記念のディープ産駒は母父に注目

  • 2022年08月19日(金) 19時00分
今週末は札幌記念!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

過去の傾向から導かれる好走期待馬は…


 2018年以降の札幌記念は、ディープ産駒が出走した場合、連続で馬券に。(2020年は産駒不出走)

 人気より走って馬券になったディープ産駒の母父はすべて米国型。もしくはミスタープロスペクター系。(出走馬の国別血統タイプ、系統分類はスマート出馬表を参照)

 2018年はディープインパクトの1、2着。1着サングレーザー、2着マカヒキはどちらも母父が米国型。

 19年も母父米国型のサングレーザーが4人気で2着。フィエールマンは1人気に支持されるも3着。母父は欧州型。米国指向の強い血統馬の方が走りやすい。

 グローリーヴェイズは父がディープインパクト。母父は米国型のスウェプトオーヴァーボード。JRAの番組体系では2000mのGIレースはマイル指向のスピードを持続する平坦レースがないために、長距離ばかりを使われていますが、本来、マイル指向のスピードも要求される平坦の中距離戦は得意な馬。

 平坦コースで行われた香港の芝2000mG1クイーンエリザベス2世カップでは昨年の当レース2着馬ラヴズオンリーユーと接線の2着。三冠牝馬デアリングタクトには先着しました。JRAでも直線平坦の芝2000m戦への出走は条件戦の1回のみですが、順当に勝っています。

 牝系にノーザンテースト。「ノーザンテーストは三度変わる」という血統格言があるように、古馬になってキャリアを積むことが強みになる血統。また、ノーザンテーストはデインヒルのような欧州型のダンチヒ系が走りやすいレースに適性を持つ種馬。当レースはデインヒル系のハービンジャー産駒も4年連続で馬券対象馬を出しているように欧州型ダンチヒ系にも相性の良いレース。ノーザンテースト持ちも当レース向き。

 どうやら、日本の2000m戦でスピードを見せていないことから種牡馬オファーがないために現役を続けているようですが、GI級メンバーを相手の2000m戦でスピード能力も示すことで種牡馬オファーも勝ち取ってほしいものです。(今回の結果がどうであるにせよ、種牡馬にすれば面白い馬だとは思いますが)

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の札幌記念予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング