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【中京記念予想】末脚温存能力が極端に問われる中京記念

  • 2023年07月21日(金) 19時00分
今週末は中京記念!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
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末脚勝負に強いトニービンがキー血統


 今年の中京記念は2019年以来の中京開催。

 中京開催時の中京記念のキー血統はグレイソヴリン系。なかでもトニービンの血。2013年は母父トニービンのフラガラッハが5番人気1着、母母父トニービンのミッキードリームが13番人気2着。2014年は母母父トニービンのミッキードリームが11番人気2着、父母父トニービンのマジェスティハーツが5番人気3着。2018年に父母父トニービンのロジクライが5番人気2着。19年もトニービンを母系に持つグルーヴィットが優勝。

 中京芝1600mで行われる中京記念はトニービンの持ち味である末脚の伸びを発揮しやすい舞台。一方、先行持続型の人気馬は人気を裏切るケースが目立ちます。2013年以降、中京で行われた中京記念にて1-3番人気に支持された馬で、前走は最初のコーナーを5番手以内の先行競馬を経験して出走した馬は7頭出走してすべて馬券圏外に。先行持続と相反する末脚の伸びが極端に発揮しやすいからこそ、トニービンの伸びを強化された馬が走りやすいのです。

 ヴァリアメンテの父はドゥラメンテ。トニービンの血を継ぐ馬の中でも最高レベルの繁殖牝馬エアグルーヴが祖母の種牡馬。母系にモンズン。こちらもトニービン同様、道中まで末脚を温存する競馬が得意なドイツ血統。

 管理するのは中内田調教師。ヴェロックスも同厩舎の管理馬でトニービンとモンズンを持つ配合馬。直線のスピードをしっかりと引き出す鍛錬をされていました。

 トニービンの伸びと直線スピードを強化された馬が走りやすい当レースに向いた馬ではないでしょうか。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の中京記念予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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