スマートフォン版へ

【オールカマー予想】セントライト記念に続き、非根幹距離血統が走るオールカマー

  • 2023年09月22日(金) 19時00分
今週末はオールカマー!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

今週も非根幹距離巧者の血統に注目


 オールカマーと同コースで行われた先週のセントライト記念は「マイル以上の400mで割れる根幹距離GI勝ち馬がパフォーマンスを落としやすい舞台」と解説。今年も根幹距離GIの皐月賞で1着。日本ダービーも僅差2着のソールオリエンスが断然の1人気に支持されるも敗れ、レーベンスティールが重賞初勝利。

 セントライト記念と同コースで行われる今週末のオールカマーも似たようなレース傾向を示します。

 過去10年のオールカマーは1600、2000、2400mの根幹距離GIで勝利していた馬が9頭。このうちオールカマーを勝利したのは2頭のみ。出走のべ10頭のうち7頭は人気よりも走ることができませんでした。

 昨年のオールカマーも1人気に支持された三冠馬のデアリングタクトが6着。勝ったのはこのレースを迎えるまではGI未勝利のジェラルディーナ。父は欧州型でロベルト系のモーリス。

 一昨年も1人気は2000mのGI大阪杯勝ち馬のレイパパレ(4着)。勝ったのは当時GI未勝利のウインマリリン。父は欧州型でロベルト系のスクリーンヒーロー(国別血統タイプ、血統系統はスマート出馬表を参照)。

 タイトルホルダーはGIレースを3勝。ただし、芝1600(不出走)、2000、2400mのGIでは未勝利。これがオールカマーではセールスポイントになります。

 父は欧州型のドゥラメンテ。母父も欧州型で非サンデー系のモティヴェイター。逃げて勝つことが多いのも、日本の根幹距離GIで強いサンデー系の差し馬とは能力の方向性、個性が違うから。その個性はオールカマーにはマッチします。

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング