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【フィリーズレビュー予想】フィリーズレビューは非根幹距離で上昇する欧州血統

  • 2024年03月08日(金) 19時00分
今週末はフィリーズレビュー!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

父欧州型。特にロベルト持ちに注目


 フィリーズレビューは、古くから「血統ビーム」オリジナルの国別血統タイプ分類「欧州型」の要素が強い馬に相性の良いレース。(国別血統タイプはスマート出馬表を参照)

 昨年も勝ち馬のシングザットソング、2着ムーンプローブはいずれも父が欧州型。一昨年の勝ち馬サブライムアンセムも父も母父も欧州型。3年前に8人気の人気薄で勝利したシゲルピンクルビーも父も母父も欧州型。「この傾向は古くから続いている」と書いたように、ウマい馬券で公開している最終予想でも、サブライムアンセム、シゲルピンクルビーは本命にしていました。

 欧州型が走りやすいのは、非根幹距離。かつ、小回りコースでゴール前にも坂があるから。

 日本の競馬は根幹距離で直線が長い舞台設定で最大能力を発揮できるように種牡馬、繁殖選別が続いているために、それとは相反する非根幹距離、小回りコースでは主流スピードを発揮しにくくなります。そして、スピードとは相反する馬力に優れた欧州型血統が有利になりやすいのです。

 欧州型血統でも注目は、前走で芝1600mを使っていた馬。先に書いたように、欧州型は根幹距離よりも非根幹距離で有利になりやすいから。

「前走根幹距離で父欧州型」の馬は、3連覇中。4年前も2着ヤマカツマーメイド。そして12人気で3着のナイントゥファイブが該当馬。

 シカゴスティングは父が欧州型のロゴタイプ。母父も欧州型のスクリーンヒーロー。同種牡馬はロベルト系種牡馬。欧州型でも特に相性の良い系統で父か母父ロベルト系は4年連続で連対馬を出しています。前走は根幹距離の芝1600m。前走と同じかそれ以上のパフォーマンスにも期待。

 父欧州型以外で当レースに相性が最もいいのは、父系にハーツクライを持つ馬。昨年11人気3着のジューンオレンジ、2020年の勝ち馬エーポス、19年に12人気で優勝したノーワンはいずれも父系にハーツクライ。21、22年は出走がありませんでしたから、父系にハーツクライを持つ馬も出走機会があった年は3年連続で産駒が馬券になっています。コラソンビートの父はスワーヴリチャード。その父はハーツクライです。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のフィリーズレビュー予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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