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“人と馬の共生”を題材にした映画制作 資金調達にクラウドファンディングを選んだ理由(2)

  • 2018年04月17日(火) 18時00分
第二のストーリー

▲まずは馬の現状や引退馬について勉強することから始まった


手探りで始まる制作活動



 広告映像会社内で有志が集まって結成された映画制作サークルCreem Pan内の投票と話し合いの結果、平林健一さんが企画した「今日もどこかで馬は生まれる」の制作が決定された。まず着手したのは、馬の現状や引退馬について勉強することだった。

「引退馬を支援している方々、もっと広く言えば動物愛護や動物の権利を守る方々にメールを送り、こちらの趣旨を説明して勉強したい、話を伺いたいとアポをとっていきました。たまたま一番最初が引退馬協会さんで、代表の沼田恭子さんのいる乗馬倶楽部イグレットに企画書を持ってお邪魔して、お話をさせて頂きました」(平林さん)

 手探りの中で最初に引退馬協会と縁ができたことが、Creem Panの活動を進めるにおいて大きな追い風となった。

「引退馬関係ってまだあまり広がっている世界ではないですよね。なので話をしていると、だいたい人と人とがリンクしてくるんです。沼田さんであったり引退馬協会という名前が会話の中に出ると、それで信用して頂くことも多かったですし、すごく助けて頂きましたね」(平林さん)

 勉強は着実に進み、制作資金はクラウドファンディングで調達することになった。Creem Panのメンバーの1人、平本淳也さんがクラウドファンディングを担当している。平本さんも、平林さん同様、2本の企画をプレゼンしたが「今日もどこかで馬は生まれる」に感銘を受け、一票を投じている。

「引退馬の現状は、

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北海道旭川市出身。少女マンガ「ロリィの青春」で乗馬に憧れ、テンポイント骨折のニュースを偶然目にして競馬の世界に引き込まれる。大学卒業後、流転の末に1998年優駿エッセイ賞で次席に入賞。これを機にライター業に転身。以来スポーツ紙、競馬雑誌、クラブ法人会報誌等で執筆。netkeiba.comでは、美浦トレセンニュース等を担当。念願叶って以前から関心があった引退馬の余生について、当コラムで連載中。

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