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ポイントは500万組の選択/フローラS

  • 2018年04月17日(火) 12時00分


◆絞込みは難しいが、唯一手がかりになるのは…

 フローラSは、結局のところ前走500万条件組をどう選ぶかというレースである。

 過去10年、フローラSに出走した前走GI・GII組は[0-0-0-6]。6頭中2頭はフローラSで1番人気だった。同様に意外と機能していないのがオープン特別組で、[1-0-0-18]。チェッキーノ以外は全滅だった。

 前走GIII組は[3-4-3-35]、前走500万条件組は[4-6-5-55]で、勝率や複勝率ではほぼ同じレベル。しかし違うのは回収率。GIII組が単22%・複74%なのに対し、500万条件組は単78%・複169%。つまり500万条件組のほうが穴を出している。前述の回収率は昨年2ケタ人気の馬が2頭馬券に絡んだことも影響しているが、それ以前からたまに大きな複穴を出していた。

 ただ、500万条件組の絞込みが難しい。前走連対してくるにこしたことはないが、そこだけにこだわると大きな穴は取れなくなる。過去10年、13番人気以下で馬券に絡んだ該当3頭はいずれも前走500万条件で6着以下に敗れていた。

 普通に考えるとキャリアの浅い馬のほうが伸びしろを残していそうなものだが、キャリア7,8戦の馬も穴になっており、これはまったくあてはまらない。

 唯一手がかりになるのは前走距離で、意外と前走同距離=2000m組は奮わず、1800m組のほうがいい(番組構成的に1800mに良い特別レースがあるためではと思う)。また、過去10年で3頭しか該当馬がいない2400m組のうち2頭が3着している。

 今年は2400m組にサトノワルキューレがいるが、これは人気になるので妙味という点ではいまいち。一方で1800m組は5頭もいる。前走着順で考えるならレーツェルとセンテリュオが軸馬候補か。あとは枠を加味して考えたいところだ。

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登録済

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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