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7月第1週の激走馬リスト

  • 2008年07月07日(月) 17時50分
平坦コースで確勝!
リディック(2歳未勝利3着)
 先週から始まった2歳未勝利戦に出走。やや掛かり気味に道中追走し、直線では伸び切れず3着に敗れた。この敗因は、道中若干掛かり気味だったこともあるが、一番は「坂」だろう。トモや肩など、各パーツの実の入りは良いのだが、それらの連結部分に甘さが残り、その分坂を上る時にまだ力が逃げている状況だ。この辺りは成長するにつれて解消してくるだろうが、現状は平坦コースの方が合っていそう。小倉の1200mや1800mに使えばほぼ確勝だろう。

実が入ってくれば走る!
ロードジーニス(2歳新馬3着)
 サンダーガルチの肌にナリタトップロードと、血統のイメージからは重いパワー系の馬かと思っていたが、実物は軽い造りでむしろ非力。先週の阪神芝コースは、ある程度のパワーを要する馬場だったので、この馬にとっては厳しい条件だと思っていたが、先手を取ってあわや逃げ切るかの場面を演出した。まだまだ実の入りが甘い状況でこの競馬ができたのは能力が高い証だろう。叩きながら実が入ってくればすぐに勝ち上がれる馬だろう。

レースを覚えれば相当強くなる器
プロスアンドコンズ(2歳新馬2着)
 タニノギムレット産駒らしい、ロベルトの柔らかい筋肉を豊富にまとった馬体。2歳のこの時期としては実の入りも素晴らしい。今回は返し馬で全く走る気を見せていなかったように、まだレースというものが分かっていなかったのだろう。ただ、直線に入ってやる気を出してからは凄い伸びを見せたように、能力はなかなかのものを持っている。脚がやや細めなので、時計の早い馬場にも対応できそうだし、次走はほぼ確勝だろう。

 ちなみにこのレースで勝ったロジユニヴァースも良い馬で、共にクラシック戦線に乗ってきそうな馬だ。

次走小倉芝1200mなら勝負!
ニホンピロソフィー(3歳未勝利6着)
 今回は先手を取れば好走できると思い勝負を掛けてみたが、スッと先手は取ったものの、何故かドラゴンホーラーが早めに来て、それに付き合ったため共倒れしてしまった。しつこく競られる展開であったにもかかわらず、直線では2度3度と伸びようとしていた根性も素晴らしい。能力的にはこのクラスの馬ではないし、次走は条件が合えば確勝級だろう。理想は小倉の芝1200m。ツナギが柔らかいし、脚も細いので、ダートの1000mに使うよりは条件が合っている。

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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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