叩いての上積み大
エボニーフォレスト(3歳未勝利5着)
今回が初出走。ダートの1000mに出走し、先行するも伸び切れず5着で入線。馬体は468kgしか体重がないとは思えないほどパワフルなトモを持っていて、かなり高いポテンシャルを秘めている。まだ仕上げには余裕があったので、叩いての上積みは大きそう。筋骨隆々のパワータイプでダート向きだが、ツナギに柔軟性があるので芝もこなせなくはない。ただ、あくまでも適性はダートの方が高く、次走、適条件に出走してくるようならアッサリと押し切れそうだ。
良馬場なら勝ち上がり必至
ラガーチトセオー(古馬500万下5着)
土曜日の最終レース、古馬500万下条件のダート1700mに出走し5着に入線した。この日は途中から小倉らしい大雨が降って、一気に馬場状態が悪化。筋肉の質が若干鈍く、あまり速い脚を使えないこの馬にとってこれは大きなマイナス材料となった。レース直前に、逃げる予定だったナムラフューチャーが取り消しとなり、単騎で楽に逃げられたにもかかわらず、粘り切れなかったのはこの事が影響しているだろう。次走、良馬場でやれるようならすぐに勝ち上がれる。
九州産でも先々楽しみ
フォーシーズンゴー(新馬戦1着)
九州産限定の新馬戦に出走。パドックに出てきた姿は、とても九州産に見えないほどボリューム感に溢れ、柔らかい筋肉を豊富にまとっていた。ただ、仕上げは甘めで、ツナギや関節の柔軟性などを見ても明らかに1200mは距離が短い。使ってから一般戦の中距離路線で活躍する馬かと思ったが、相手が弱い分最後にグイっと伸びて逃げるナンゴクシャンテを交わし切った。先述のように、本来は中距離に適性がある馬だし、馬体が絞れてくれば一般戦でも戦えそうな馬。先々が楽しみだ。
馬体絞れれば巻き返す!
ツーソックス(3歳未勝利14着)
今回が初出走だったのだが、単勝オッズは2.5倍の1番人気に支持されていた。ただ、パドックに出てきた馬体は明らかに余裕残しで太かった。ただのおいしい消し馬だったと思っていたが、返し馬でのフットワークは走る馬のそれ。今回は仕上げの甘さとオッズを嫌って買わなかったが、今回大敗したことで次走は人気が落ちる可能性が高い。上のクラスに上がっても楽しめる馬で、次走同じ条件に出走してきて、馬体が絞れていれば勝負したい。
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