絞れれば更にやれる。
カネトシソレイユ(古馬500万下3着)
前走は小倉開幕週に行われた芝2000mの英彦山特別に出走。当時の馬場は開幕週らしく、時計が早い、前残り傾向の強い馬場。そんな状況下では中団からジリジリと差してくるタイプのこの馬にとっては5着までが精一杯だった。今回は馬場の悪化が進んでいたので、この馬にとっては走りやすいシチュエーション。3角で外から勝ち馬に捲られた時に一瞬怯む様な格好になったが、最後はジリジリと差を詰めた。まだ絞れる余地があったので、次走絞ってくるようならチャンスは十分。
距離短縮で一発ある!
アプローズビコー(古馬500万下14着)
今回は古馬500万下条件の芝2000mのレースに出走して14着と惨敗。サンデーサイレンス系のマンハッタンカフェ産駒らしい、しなやかな筋肉を持っている馬。馬体のバランスも良いし、素材的にはこんなに負ける馬ではない。それがこれだけ惨敗を繰り返しているのは気性的な問題だろう。返し馬で引っ掛かり気味、レースでも力んで走っていたように、2000mは今のこの馬にとっては長い。マイルぐらいの距離で軽い馬場なら一気の巻き返しを期待できる。
土曜の未勝利戦なら。
ノアウイニング(2歳未勝利2着)
前走は新馬戦で、先週日曜のフェニックス賞で2着に入線したイセノスバルに敗れて2着。初戦の10番人気から一気に3番人気に支持が上がって臨んだ今回は、シルクナデシコの差し脚に屈してまたも2着。ただ、初戦も余裕残しの仕上げだったが、今回もまだ太かった。それでも馬体は良く見せるし、返し馬の動きも素晴らしい。絞れてくればもっと良いスピードを見せてくれるだろう。また今回は馬場が差し有利の馬場。土曜日の未勝利戦なら転圧効果が望めるし、その条件に使ってくれば勝負できる。
軽い馬場ならすぐに勝てる。
エスポワールシチー(秋吉台特別7着)
ゴールドアリュール産駒らしい、軽い骨格で形成されている馬。母父ブライアンズタイムの影響もあってか、脚が短めで重心の低い体型。短距離での軽いスピード値はかなり高い。ただ、今回は馬場の悪化が進んでいて、ボコボコした荒れ馬場。軽さが武器なだけに、この条件では厳しかった。パンパンの軽い良馬場が理想だが、転圧が利いているような状態なら大丈夫なので、土曜日の早めのレースに使って欲しいところ。条件が合えばすぐに勝てる馬だ。
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