真ん中より内の枠順で狙い！
オンワードファイン(3歳未勝利7着）
　前走はダート1700mの未勝利戦に出走して4着。内枠を引いたこともあり、道中は内でジックリと脚を溜め、直線でよく追い込んできていた。今回も同じ条件に出走。前回同様デキは良かったのだが、今回は枠順が6枠12番。器用に立ち回れるタイプだけにやはり前回の様な内枠の方が良い。また、今回はペースが落ち着いてしまったことも敗因の一つ。暑い時期に使い込まれているが、デキの方は保っているし、あとは真ん中よりも内目の枠順を引くことができれば。

一絞りあれば勝ち負け。
グランドツインクル(3歳未勝利5着）
　今回は小倉ダート1700mの3歳未勝利戦に出走して5着。サウスヴィグラス産駒は全体的にコロンとした馬が多いのだが、この馬もその類に入る。今回はその体型を考慮しても太め残り。その分最後の直線で伸びそうで伸び切れなかった。ただ、馬体・返し馬・レース内容が全て良くなってきているし、仕上げさえきちんとすればいつでもこのクラスは勝てる馬。次走、6〜10kg程度馬体が絞れているようなら、頭まで十分にある。

良馬場のマイル前後の距離で見直し。
ミスティックラヴ(3歳未勝利11着）
　前走は芝の小倉1800mに使われて6着。道中は中団待機で、直線でジリジリと詰めてきており、内容的には悪くなかった。今回は馬体が更に良くなっていて、本来なら期待したいところだったが、あいにく雨で力が要る馬場状態。線が細くて非力なこの馬にとって、今回の様な馬場状態は辛かった。また、距離についても現状は1800mまでがベター。阪神の外回りマイル戦でも良いが、小倉の1800mに出走して、なおかつ良馬場でやれそうなら買いだ。

未勝利戦はすぐに卒業できる馬。
エアリアルショット(3歳未勝利6着）
　今回が初出走だったが、割と仕上がりは良かった。母父トニービンのフジキセキ産駒らしく、皮膚が薄めでツナギや筋肉など各パーツにもしなやかさがある。なかなかの好素材だ。今回は道中17番手と後方からの競馬になり、3コーナーから捲って追い上げたが、前に行った馬が上位に入線する展開になってしまい6着止まり。叩かれたことで気持ちが前向きになるだろうし、次走はもっと前でレースを運べるだろう。未勝利戦はすぐに卒業できる。

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