気ムラなタイプもそのうち。
ジョニーバローズ(門司特別8着)
前走は芝1700mの500万下に出走。馬場が良い開幕2週目ということもあり、良いポジションを取りに行ったが、追っ付けた時に引っ掛かってしまい、終い伸び切れなかった。その教訓からか、今回は控えて脚を溜める競馬。馬体も良かったので期待していたのだが、逆に着順を落として8着と惨敗してしまった。どうも気難しいところがあって、持っている能力を出し切れていないようだ。今後も当てにはできないが、そろそろ惨敗続きで人気が落ちそう。気性的なものが噛み合えばいつでも走れる馬なので、配当妙味を考えて常に買っておきたい。
阪神ダート2000mなら!
ハードシーキング(古馬500万下8着)
小倉競馬場のダートコースは雨が降って脚抜きが良くなると、1400mぐらいの距離に適性のある馬の活躍が目立つようになる。この日も前日の雨の影響で終始脚抜きの良い馬場での競馬。そうなると脚長で長めの距離に適性のあるハードシーキングにとっては適性の低い条件での競馬を強いられる。馬のデキ自体は素晴らしかったが、結果は8着と惨敗。あと2週で小倉競馬も終わりだし、阪神競馬に開催が変わって2000mのダート戦に出走してくれば勝負できる馬だ。
阪神1200mで巻き返す。
インターレース(3歳未勝利6着)
道中、向こう正面辺りまでは単騎で楽にハナを切っていたが、途中から後続が早めに来てしまい、かなり圧力の掛かる展開になった。あれでは6着まで惨敗を喫しても仕方がない。また、小倉の1700mダートという条件も、この馬にとってあまり適性が高いようには感じない。その点、もうすぐ開催が変わるし、阪神の1200mダートのような条件に出走してくるようならチャンスは十分にある。夏場使われてもデキ落ちはしていないので、次走に先に述べたような条件変わりがあれば狙いたい。
今回は不利が全て。巻き返しに期待。
ロールオブザダイス(豊前特別4着)
タガノアッシュとゴールドスミスが人気を分け合うような形になっていたが、ロールオブザダイスも馬としては素晴らしい気配で、正に勝負掛かりというデキでビッシリと仕上がっていた。馬場がある程度脚抜きが良かったのもこの馬にとってはプラス材料。正に好走を約束されたようなシチュエーションが揃っていたが、それが落とし穴だった。4角を突き抜けるような手応えで回りながら、終始内で前が詰まってロクに追えず。自分で動けるタイプの馬だけにポジションを確保しなかった判断が悔やまれる。今回仕上げ過ぎたので反動には警戒が必要だが、引き続きデキをキープできれば次走はアッサリ決められそうだ。
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