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8月第5週の激走馬リスト

  • 2008年09月01日(月) 17時50分
今回は不利が全て。次走巻き返す。
フライングメリッサ(玄海特別7着)
 今回が昇級初戦。メンバー構成はナムラクレセント、キクカラヴリイといった昇級初戦とは言え実力を秘めた馬や、重賞4着のスマートギアなどの有力馬もいてレベルの高い一戦だった。その中でもパドックでの姿は全く見劣りしない、いやむしろ良く見せたし、直線で詰まりさえしなければもっと際どいレースになっていたはず。今回のダメージは若干気になるところもあるが、ここまで堅実に走ってきた実績からも大丈夫だろう。次走の巻き返しは必至。

秋の活躍に期待!
ナムラクレセント(玄海特別1着)
 パドックでイレ込み、返し馬で引っ掛かるタイプなので、レースに行く前の消耗やレース中の折り合いが怖い馬なのだが、意外とレースにいけば折り合いが付くし、柔らかい体を目いっぱい使った、豪快なフットワークで追い込んでくる。前走に比べると肉付きが良くなり、馬体に幅が出ていてグンと良化。今回のレースは一旦手応えが怪しくなりながら、直線だけで一気に差し切って見せたように能力はかなりのものを持っている。秋に向けて楽しみな馬が出てきた。

適正条件への出走で買い!
ニホンピロソフィー(3歳未勝利13着)
 ここ2走はダートの1000mに使われている。前々走はデキ一息も、逃げて粘りを見せ4着と健闘。今回は馬体がグンと良くなり、脚抜きの良いダートでもあって期待していたが、かなりきつい展開になってしまい13着と惨敗してしまった。馬体のパーツや柔軟性を見ると、本質的に1000mは短い。この馬にとっての適性条件は芝の1200m、又は脚抜きの良いダートの1200m辺りだ。次走、出走条件を変えてくるようなら狙い撃ちしたい。

コース替わりでの変わり身に期待!
フジノアリオン(古馬500万下14着)
 前走・前々走は芝のレースに使われていたが、今回は矛先をダートに変えてきた。芝でも実績はあるが、筋肉や関節に硬いところがあるので、これは歓迎材料。3走前に勝ち星を挙げた時のように前付けする競馬ならチャンスは十分にあると見ていたが、レースでは出遅れて後方からの競馬。器用さがあるタイプではないし、小回りでこの競馬では出番があるはずがない。広いコースの方が合っているし、脚長で距離ももっとあった方が良い。阪神の1800mや2000mなら巻き返し十分。

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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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