クラシック賞金加算において重要な意味を持つ毎日杯はランスオブプラーナが逃げ切って制した。
父はガリレオの代表産駒の内の1頭であるケープブランコでアイルランドダービーを制している。
現在ガリレオは種牡馬として世界中にその名を轟かせているが日本では重賞未勝利と低調。
その理由な重厚な血統背景によるものと思われるが、ケープブランコは母Laurel DelightがSecretariatとSir Gaylordの4分の3同血クロスなのでプリンスキロのクロスを持つということになる。Secretariatはナスキロなのでナスキロにさらにプリンスキロを加えた形でこの柔らかさは日本で成功できる素地があると言える。
今のところ自身の強い特徴を出すタイプではないので、母次第の種牡馬と言えるのではないか。
母マイプラーナは現役時4勝で準オープンまで出世した。血統配合は父マンハッタンカフェ×母父父Storm Birdで好配合の組み合わせなので母の競争能力的にも血統背景的にも走る産駒を生み出す素地は充分。
そんな母に父は芝適正を伝え本馬が誕生したと言えるのではないか。
皐月賞は本レースを経て制したアルアインのように本質はマイラーでもスピード適性で押し切れるレースだけに本番でも軽視は禁物だ。
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
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