…続いて、今週の非勝負指定鞍の中から…平安Sの事前考察。
近年は本来の立ち位置…中央の帝王賞TR格というよりは、一稼ぎを済ませてから秋へ充電…と言ったクチが主力を占めるレースでしたが、今年はその『本来』に見合った、ダート一線級が帝王賞への始動先に選んで来ている様相。
あまり傾向に左右されない組み方を要求されそうに感じています。
では、事前4傑。
◎ ロンドンタウン
○ サンライズソア
▲ チュウワウィザード
△ オメガパフューム
事前◎にはロンドンタウン。
…枕でああは挙げたとはいえ、ココの主要ルートに当るマーチ、アンタレスでの好走を経て来ている点は無視は出来ない材料。
実績上位が殆どフェブラリー以来…対してコチラは、叩き3戦目の走り頃という状況は、アドバンテージになり得ると踏んでいます。
事前〇にはサンライズソア。
上位勢の中でも、安定感の高さは推して知るべしですし、適距離の中距離カテゴリーに戻るのも強み。
勝ち切れなさが幸いして、それほど背負わされないのも大きな利点かと。
事前▲にはチュウワウィザード。
レベルが高い4歳勢の中で、着実にココまで伸して来た点は評価に価。
対一線級が初となる事と、地味〜に小銭を稼いで来た分、この顔触れを相手に2キロも余計に背負わされる点は懸念材料に見えますが、走破圏に居るのは確かでしょう。
事前△にはオメガパフューム。
実績の高さは言わずもがなですし、マイルのフェブラリーから中距離畑へと戻るのも嬉しい材料でしょうが…それらから有り余る懸念材料はコレも言わずもがな、現代競馬に置いては酷量の範疇である59の斤量配分…
3歳貰いを利して、現在の立場まで登り詰めた印象が強いだけに…一筋縄では目を瞑れない、マイナス材料を抱えている様に思っています。
『堅いが正常、荒れるは異常』が座右の銘の俺プロ専従者。しばらく離れていましたが、いよいよ初段まで降りてしまったのを機に復帰。よろしくお願いします。
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