珍しく今季は順調に使えるフリーウエイハートから入る。このクラスのハンデ戦でまして短距離とあれば、ほとんどの馬にチャンスのある混戦。また、12月9日の中山アクアラインSで「32.8秒−37.3秒」という超ハイペースを作ったメンバーが主力だけに、コース変わって差し馬台頭の形になると見た。
今季の東京ダート、少し時計がかかっている。インを通って先行するグループ有利というコンディションではない。外に出した差し馬が届く形が多い。この馬場状態も、差すフリーウエイハートに有利と見た。
順調に使えない弱みがあって、このクラスに上がって[0-1-4-4]だが、今季は体調がいい。そろそろこのクラス脱出のチャンスだろう。7歳馬だがまだ衰えはない。
ひと叩きしたバイオマスターの動きが変わってきた。こちらも休み休みで、6歳馬ながらキャリアはまだたった12戦だけ。それで大崩れしないのだから、パンとすれば秘める能力はNO.1はこの馬ともいえる。父は快速ダンツィヒ系で、距離、ダートともに不安なし。フリーウエイハートと互角の評価だ。
超ハイペースで粘ったりワードアイゼン、ジーティースマイルに、まず崩れないトウショウトリガーはまず軽視できない。左回りに良績も経験もないが、軽量シンハリティア(江田照騎手)も、6キロ減のハンデなら争覇圏に入れた方がいい。