ディープキング 父ディープインパクト
10/13京都5レースデビュー予定
父ディープインパクトは2018年種牡馬ランク1位。
母ダリシアは現役時、ドイツで2勝。G3の勝ち馬。
繁殖としてはアメリカで初仔Animal Kingdomがいきなりケンタッキーダービーを制してG1馬を輩出した。
その後、日本に輸入され産駒は6頭。
現役馬では遅いデビューながら3連勝で明日の秋華賞に出走するサトノダムゼルがいる。
血統背景は父Acatenango(ハンプトン系)と母父ダンシングブレーヴ(〜Lyphard〜ノーザンダンサー系)。
父ディープインパクトと母父Acatenangoの組み合わせはこれまでデビュー済12頭で中央での勝ち上がりは9頭(75%)と高水準。
この組み合わせでの代表馬はワールドエース(重賞2勝、皐月賞2着)。
ワールドエースがこの成績で種牡馬入りしているように母父のハンプトン系は傍流血脈。
飽和状態になりつつあるディープインパクト系の中でこの血脈は貴重。
本馬がG1馬となれば他のディープインパクト系種牡馬と差別化ができる。
またLyphardのクロスが4×4で成立している。
このクロスは瞬発力を伝えやすく、父の配合においては特に効果的。
このように本馬はディープインパクト配合における活躍効果が高いクロスを持ちつつ、勝ち上がり率の高い組み合わせ。
大きいところを取って種牡馬入りできるか注目している。
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
あなたも、投稿してみませんか?
コラムを投稿する