アドマイヤベネラ　父ハーツクライ　

1/5京都６レースデビュー予定
父ハーツクライは現役時代、国内外で１９戦５勝。
主な勝ち鞍はドバイシーマクラシックと有馬記念。
有馬記念で無敗の３冠馬ディープインパクトに土をつけた唯一の日本馬である。
２０１８年の種牡馬ランクは第３位。

母ライフフォーセールは現役時、アルゼンチンのＧ１を２勝。
主な勝ち鞍はセレクシオンデポトラカンス大賞（ダ２０００ｍ）とブエノスアイレス州大賞（ダート２２００ｍ）。
繁殖として、デビュー済み産駒は本馬で４頭目。
３頭目のダノンファンタジー（阪神ジュベナイルＦ）でＧ１馬を輩出している。

母父Not For Saleはあまり馴染みが無いが、ブエノアイレス市大賞（ダート１０００ｍ）を制したアルゼンチンのＧ１ホース。
血統ラインはフォルティノ〜Grey Sovereignのナスルーラ系。

父と母父Not For Saleの組み合わせはサンプル数が少ないものの勝ち上がり率は高く、いずれもLyphardのクロスを持つ点が本馬と同じ。

晩成傾向の父ハーツクライには母方にノーザンダンサー系のクロスが有効である。
本馬の母方にあるLyphardはノーザンダンサー系だが、１本だけなので母方のみでのノーザンダンサー系のクロスは成立していない。
その為、早期始動条件を満たしているとは言えない。
水準以上の仕上がりには見える上にG1馬の下ということで、ゆくゆくは走ってくるだろうが本当の完成はまだ先になりそうだ。