今週は東京マイル重賞、東京新聞杯が行われます。
このレースは同日行われる西の重賞・きさらぎ賞同様、ディープインパクト産駒の活躍が顕著で過去5年で7頭が馬券圏内に入着しています。
ということでここでも出走するディープインパクト産駒を取り上げます。
1枠1番 プリモシーン 騎手:Mデムーロ
牝5歳 戦績【13戦3勝】
母モシーンはオーストラリアでG1を4勝した名牝で父はデインヒル系のFastnet Rock。
父ディープインパクト×母父デインヒル系の組み合わせは朝日杯FS(G1)を勝ったサトノアレスと同じで、マイル戦が得意な配合です。
1枠2番 ヴァンドギャルド 騎手:福永
牡4歳 戦績【9戦4勝】
母系の「サドラーズウェルズ+デインヒル」に父ディープインパクトを迎える配合はイギリス2000ギニー(G1)を制したSaxon Warriorと同じ。
Blushing Groomの血も父と相性が良く、オークス馬ミッキークイーンやダービー馬マカヒキがいます。
母が重たいヨーロッパ系血統なだけに本格化するまでに時間を要しましたが、ここへきて出てくるべき馬がやはり出てきたかという血統的印象を受けます。
3枠5番 サトノアーサー 騎手:田辺
牡6歳 戦績【14戦4勝】
母キングスローズはNZ1000ギニー(G1)等、重賞を6勝。
父ディープインパクトにマイル~短距離の母を組み合わせる配合は完成度を早め、母父デインヒル系との配合は先ほどプリモシーンの項目で述べた通りマイル戦が得意な配合です。
8枠15番 ケイアイノーテック 騎手:津村
牡5歳 戦績【16戦3勝】
母父父Elusive Qualityの血は父ディープインパクトとの組み合わせでショウナンアデラ(阪神JF)が出ており、本馬と共にG1馬2頭を輩出している好相性の血です。
東京マイルは本馬にとってNHKマイルC(G1)を制して以来の舞台で、ここで復活となるか注目です。
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
あなたも、投稿してみませんか?
コラムを投稿する