今週日曜日は、春のG1戦線の幕開けを告げる電撃スプリント、高松宮記念です。
まさか無観客のままG1シーズンを迎えることになるとは・・・。
コロナよ、早く終息してくれ。
□フォーティナイナーに注目!
本レースは大系統ネイティブダンサー系〜フォーティナイナー系種牡馬の活躍が顕著です。
過去5年で、2019年2着のセイウンコウセイ、2018年1着のファインニードル、2017年1着セイウンコウセイと3着レッドファルクス、2015年2着ハクサンムーンがこの系統です。
上記5頭のうち、スウェプトオーヴァーボード産駒のレッドファルクスを除く4頭がアドマイヤムーン産駒です。
アドマイヤムーンは現役時、国内外でG1を3勝。
「世界が見上げた月」と称された名馬でした。
自身は王道の中距離戦線で活躍しましたが、種牡馬としては短距離馬を多く輩出しています。
これは、父エンドスウィープのスピードが色濃く受け継がれている為と考えられます。
事実、アドマイヤムーン以外のエンドスウィープ産駒はサウスヴィグラス、スウェプトオーヴァーボード、プリサイスエンドといずれも短距離のレースで活躍馬を輩出している種牡馬ばかりです。
セイウンコウセイ 幸
戦績【32戦7勝】
ベタですが、血統的にはこの馬に注目です。
先述した通り、本レースを2017年に優勝、2019年には2着に入着しています。
好走実績からもここが得意舞台であることは間違いありません。
近走凡走気味なのが気にはなりますが、それは昨年も同じこと。
(もっと言えば本レースに向かう過程での戦績は昨年の方が悪いです。)
再び「本番での激走!」に期待してみたくなる1頭です。
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
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