ステイホームのゴールデンウイーク、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週は歴史と伝統を誇る格式高いG1、天皇賞(春)が開催されます。
今回でなんと160回目を迎えます。
舞台は京都・芝3200mの長距離戦。
過去5年の傾向からまず目につくのはハーツクライです。馬券圏内入着は6回とダントツ!
では、ここから行きましょうと言いたいのですがちょっと待って下さい。
実は勝利は1度もないのです。
勝ち切るイメージが持てないのはちょっとマイナス。
では、種牡馬別勝利数に着目してみましょうか。
2勝・・・ステイゴールド
2勝・・・ブラックタイド
1勝・・・ディープインパクト
(以上、過去5年)
ブラックタイドはキタサンブラックの連覇で今年は同産駒の出走馬はなし。
さらにディープインパクトと全兄弟なので、血統的には同じ。
ということで種牡馬傾向からの勝ち馬はディープインパクト、ステイゴールドの中から出ることになります。
スティッフェリオ 北村友
父ステイゴールド
母シリアスアティテュードはアイルランド馬でチェヴァリーパークS(芝6F・G1)とニアークティックS(芝6F・G1)を制した。
このヨーロッパ型スピード系の母に、サンデー系長距離砲ステイゴールドを配したパターン。
今年はステイホームのゴールデンウイークということで、過去に何度も本レースを制している父ステイゴールドが輝く。
フィエールマン ルメール
父ディープインパクト
母リュヌドールはフランス馬で現役時、リディアテシオ賞(芝10F・G1)の勝ち馬。
母父Green Tuneはフランス2000ギニーとイスパーン賞を制している。
このような重厚なヨーロッパ血統に父ディープインパクトを配したパターンでディープの長距離砲として完成した。
父産駒の庭である京都は滅法強く、菊花賞と昨年の本レースを制覇。
得意な舞台で連覇を目指す。
そもそも本レースは13、14年に連覇したフェノーメノ、16、17年に連覇したキタサンブラック、15、16年に3着・2着に好走したカレンミロティック、16〜18年3年連続で入着(3着、2着、2着)したシュヴァルグランがいるように、リピート率が高いレースである。
本馬を中心に考えるのは当然と言える。
血統考察からはこの2頭に注目しました。
それでは今週も #おうち競馬 を楽しみましょう!
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
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