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今週の中京は外差し天国!?

  • 2009年06月08日(月) 17時00分
 先週までは東京遠征ばかりで、今開催はまだ金鯱賞の日の1回しか中京に行っていませんが、今週は土日共に中京に遠征しようと思います。

 さて、その中京ですが、芝のレースを見ていると、この時期名物の外差し馬場になってきた印象ですね。中京の外差し馬場は比較的馬券が獲りやすい舞台設定ですので、そのポイントを書いておこうと思います。

☆狙いは中距離のレース☆

 馬場の内側が荒れて、外が伸びやすい馬場設定になっても、短距離に関しては結構前が残ったりします。逆に中距離のレースでは、先行馬が荒れた内側を通らされ続けるので、負担が大きくなって最後には差し馬が台頭するようになっています。

 馬柱の成績欄を見て、開幕に近い週で後方からレースを運び、5〜7着くらいに敗れたような馬が一気に差し切るケースが目立ち、これが高配当をもたらす要因となるでしょう。

 あと、前半の週で外枠を引いて、常に外を通らされてバテてしまった様な馬にも要注意です。これについてはバテてしまっているので、大きく着順を落とすケースが目立ち、それが人気を薄くする要因になりますので、これらについてはレースリプレイや、馬柱欄で言うと道中後方待機で一気に捲って行って、大外を回して伸び切れず沈んだ馬、例えば、<15-15-10-5>ときていて、4角の回った所の表記が大外、着順が10着とかになっているような馬が該当します。

 これらも高配当を演出してくれる可能性を秘めた馬なので注意を払いましょう。

☆馬体的な「激走差し馬」を見つけるポイント☆

 馬体的に「激走差し馬」を見つけるポイントは、「器用さがない造りの馬」ですね。例えば筋肉の量はあるけど、そのジョイントが弱くて歩様がフラフラして見える馬とか、動き(パドックでは歩幅)が大き過ぎて器用さを全く感じないような馬などが狙い目になってくるでしょう。

 通常、ローカルで好走しようと思えばある程度の器用さが必要になりますが、ずっと外を通れば良い外差し馬場では、器用さについてはあまり必要ありません。

 馬体、特に後肢を見て、最大スピード値が高そうな馬を選べば良いでしょう。最大スピード値が高そうな馬は、後肢のツナギがある程度寝ていて、飛節も曲飛節気味、トモの量があって関節の可動域が大きいような馬です。普段の馬場では間に合いませんが、今回の様な特殊な馬場状態では上位争いに加わる事ができるので、これらの馬を積極的に狙っていきましょう。

 これらの条件に該当する馬については、金曜日に上げている競馬総合チャンネルのコラムでも反映させたいと思います。

 ちなみに、今週CBC賞が行われる1200mについては、ダート実績があるようなパワーのある先行タイプを狙えば良いと思います。



競馬総合チャンネルでは、毎週火曜日に先週のレースから次走注目馬を挙げる「現場発・激走馬リスト」、毎週金曜日に週末の馬券的注目馬を挙げる「現場主義者の狙い馬」を掲載中!

古澤秀和氏の活動、理論の詳細などは「古澤秀和の競馬予想」へ

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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

馬券総合倶楽部にて予想提供中!

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