先週から関西では阪神競馬が開幕しました。ダートコースについては、土曜日は雨が降っていなかったのである程度時計が掛かって力のいる馬場状態を考えていましたが、全く意に反して軽い状態でした。上位にきていた馬も脚が細くて軽い造りの馬ばかり。この開催はこの傾向で進んでいきそうです。
特に日曜日は前夜の雨で脚抜きが良くなっていたものですから、この傾向は更に進み、骨が太い馬は例え人気馬であってもほぼ全滅。馬体重で見ても軽い馬の好走が非常に目立った1週間でした。
こういった馬場の攻略は、馬体を見ればできる事ですが、見なくても血統や馬体重を見てある程度把握する事ができます。
例えば、軽いダートだと産駒が軽い造りの馬体になる傾向が強い種牡馬、ゴールドアリュールとかがオススメですね。
日曜の7Rは、ゴールドアリュール産駒で馬体重が軽い2頭(
メイショウセンゴク、
キアーロ)で決着しました。これらについてはもう少しデータを検証して、お見せできるレベルになったら公開したいと思います。
■大筋は変えない方が良いが、微調整は必要
土曜日に前予想の通りの方が儲かっていたレース、日曜日に直前の気配で変えて成功したレースの2パターンがありました。いつも、前日時点で勝負買い目を考えていたレースで、直前の気配によって大幅に買い目を買えるべきかということについては悩む事ですが、結論から言うと「大筋は変えない方が良いが、微調整は必要」ということになります。
例えば、成功した日曜日の阪神7Rは前日時点でもパドックの時点でも、
◎9.キアーロ
○6.エーシンビートロン
▲15.メイショウセンゴク
という評価でしたが、返し馬で6番が引っ掛かったのが気になって、最終決断では本線を6-9のワイドから9-15のワイドに変更しました。これがうまくいって、ワイドの840円を的中する事ができました。ただ、3連複と3連単も持っていたので、6番のハナ差4着は痛かったですが…。
あと、ここで馬連を持っていなかったのはミスですね。断然人気の6番が3着以下に敗れる可能性を見出していただけに、配当妙味が高い9-15の馬連は持っておくべきでした。この辺りについてはパターン化しておく必要がありますので、こちらも完成したらここで発表したいと思います。
さて、今週は春シーズンのGIの総集編宝塚記念。得意の夏競馬に向けて弾みをつけられるように頑張りたいと思います。
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