血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。
今週はディープインパクト産駒の登場です。
ブレイブライオン 父ディープインパクト
6/21 阪神5レースデビュー予定
父ディープインパクトは現役時代、7つのG1を制した「日本近代競馬の結晶」と言われる歴史的名馬。
種牡馬としても2012年から2019年現在まで8年連続で種牡馬ランク首位。
競走馬としても種牡馬としても日本競馬の代表的存在。
(2019年7月30日逝去)
母フラーテイシャスミスはアメリカ産馬で現役時未勝利。
現役引退後、アメリカで繁殖となり、その後日本に輸入された。
日本でのデビュー済み産駒は6頭。
マイルチャンピオンシップ南部杯(G1)勝ち馬、ベストウォリアー(父マジェスティックウォリアー)を輩出している。
血統背景は父Mr. Greeley(Gone West〜Mr. Prospector〜ネイティブダンサー系)と母父Silver Hawk(Roberto〜ターントゥ系)の組み合わせ。
父ディープインパクト×母父Gone West系の組み合わせはNHKマイルカップ(G1)を勝ったケイアイノーテックや阪神JF(G1)を勝ったショウナンアデラがいる、父のマイラー仕様配合パターン。
この「父がディープインパクトで母にGone West」というパターンは、今年のクラシックでオークスにミヤマザクラ(クイーンC(G3))、サンクテュエール(シンザン記念(G3))、リアアメリア(アルテミスS(G3))と3頭を送り出した。
またダービーにもレクセランス(すみれS(L))を送り出し、計4頭も今年の牡牝頂上決戦に名を連ねた注目すべき組み合わせである。
この流れに乗って本馬ももちろん、クラシックの舞台を目指したい。
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
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