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ローカルに向けてのストックが重要

  • 2009年07月06日(月) 16時00分
 さて、今週でいよいよ阪神競馬・福島競馬も最終週。これから夏のローカル開催が始まります。

 特に関西では距離体系がダートで大きく変わりますので、それを見越した馬の見方を今のうちからしておく必要があります。

 具体的に言うと、阪神はダートが主に1200m、1400m、1800m(2000m)というようになっていますが、これらが小倉で1000m、1700m(2400m)になるわけですから、それぞれの条件替わりの有利不利を把握しておく必要があります。

 これを把握しておいて特においしいのが、

 阪神1400m→小倉1000m、1700m

 という条件替わりです。ダート1400mという条件は小倉の2条件の中間的な要素が含まれており、1000m寄りの適性を持った馬と、1700m寄りの適性を持った馬が同時に走っているわけです。1400mでは距離が足りなかった馬、1400mでは距離が微妙に長かった馬を見分ける事で、妙味のある馬券で高確率の勝負を打つ事ができるでしょう。

 例えば、先週土曜日の4R。ダート1400mの未勝利戦でしたが、これらのうち近走馬券になりそうな馬を、1000mと1700mで分けていくと、

◆1000m
 サウンドアクシス
 ジョーシンドバッド

◆1700m
 メイショウヨシムネ
 カツヨグラッチェ
 トウショウデザイア

という感じになります。

 これらの判断基準は、レース振りも関係してきますが、基本的には体型で分ければ良いと思います。

 単純に見るならツナギだけでも良いと思います。ツナギが長ければ1700m寄り、短ければ1000m寄りで良いと思います。シゲルアソサンやサアドウゾの様に、1400mがピッタリといった馬にはこれらの条件替わりはマイナス材料になりますが、リストした馬のように、1400mにピッタリの適性がある馬でない場合はこれらの条件替わりが大きなプラス材料となることが多いです。

 今週末の競馬を見るだけでも結構ストックは増やせると思いますので、現場やモニターでパドックを確認できる方は、これらの要素を意識しながら見てもらえればと思います。

 見られる環境にない方は競馬総合チャンネルのコラムや私のブログ(※古澤秀和の競馬予想ブログはこちらから)で次走注目馬として挙げようと思いますので、是非ご参考下さい。



競馬総合チャンネルでは、毎週火曜日に先週のレースから次走注目馬を挙げる「現場発・激走馬リスト」、毎週金曜日に週末の馬券的注目馬を挙げる「現場主義者の狙い馬」を掲載中!

古澤秀和氏の活動、理論の詳細などは「古澤秀和の競馬予想」へ

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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

馬券総合倶楽部にて予想提供中!

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