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小倉の開幕週は軽い馬天国

  • 2009年07月13日(月) 17時00分
 今週から本格的な夏競馬が始まり、関西は阪神から小倉、関東は福島から新潟に舞台を替えて競馬が行われます。私は例年通り2開催丸々小倉に通おうと思っています。小倉開催は相性の良い開催ですが、今年は更に良い結果が出せるように頑張りたいと思います。

 さて、その小倉開催ですが、開幕週は芝の馬券が非常に獲りやすい競馬場です。夏の小倉開催は芝1200mの未勝利戦で1分9秒を切るようなとても軽い馬場で行われ、しかもその開幕週ですから時計は相当速いですし、前もほとんど止まりません。逃げられる馬、内のポケットでレースを進められる馬を中心に買っていけば、自ずと的中に近付くでしょう。これらの馬の選び方については以前のコラムで紹介しておりますので、バックナンバーを参照してもらえればと思います。

 あと、極端に軽い馬場なので、「軽い造りの馬」がよく好走します。芝1200mだと、脚の骨が細くて無駄な肉がなく、ツナギが短い馬が狙い目となります。血統で言えばフレンチデピュティの産駒なんかが良いのですが、これは牝馬の小柄な馬(450kgを切るくらい)が狙い目となります。

 牝馬は全体的に骨が細い傾向がありますし、その中で馬体重が軽ければほぼ骨の細い馬と考えて良いでしょう。このように、血統と性別、馬体重を考慮するとだいたいの体格や体型を推測することができます。

 これについては本日発売の「競馬最強の法則」で巻頭特集として記事を書いておりますので、是非そちらもご参考下さい。

 あと、これを調べていて分かったのですが、小倉1200mで強い印象のあるサクラバクシンオー産駒については、牡馬(大型から小型全て)のみを買っていく方が回収率的には良いようです。他の種牡馬に比べて先行して結果を出す割合が強いので、このようなデータが出ているのでしょう。それ以外は特に牝馬の小柄な馬が好走傾向にありますので、開幕近くの馬場が良い時期に狙い撃ちしましょう。

 このような小倉タイプの馬は、私のサイトの予想や、競馬総合チャンネルのコラムでも色濃く反映したいと思いますので、そちらも是非ご参考下さい。


競馬総合チャンネルでは、毎週火曜日に先週のレースから次走注目馬を挙げる「現場発・激走馬リスト」、毎週金曜日に週末の馬券的注目馬を挙げる「現場主義者の狙い馬」を掲載中!

古澤秀和氏の活動、理論の詳細などは「古澤秀和の競馬予想」へ

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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

馬券総合倶楽部にて予想提供中!

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