先週はありえないくらいの大雨にたたられ、小倉の馬場状態は酷い状態でした。特に芝は乾いたりドボドボになったりで、その対応には難し過ぎるものがありました。こういった特殊な状況では馬券は控えるべきですね。
それにしてもドボドボで、ダービーの日を思い出しましたね。そんな特殊なシチュエーションでしたが、ダートには確かな攻略法がありました。
それは2kg以上の減量特典のある騎手です。
土曜日のダート戦だけで、
・1R 松山:7番人気1着
・3R 松山:7番人気1着
・5R 国分恭:1番人気2着、大下:6番人気3着
・7R 田中健:6番人気2着
日曜日は4鞍しかありませんでしたが、
・7R 松山:7番人気3着
・12R 松山:2番人気1着
とそれなりの結果を残していました。
この原因は特に松山騎手が頭角を現してきた事もありますが、軽い質のダートにあると思います。ダートの質が軽いと、スピード比べになるわけですから軽い方が有利でしょう。また、小回りコースで、多少雑な競馬になっても前目に付けていれば残ったりするので、技術の未熟さを補う事ができます。
芝ではあまりきていないのは、芝の方がダートよりも仕掛けのポイントの精度が要求されるからだと思います。
この法則を利用して、土曜の5Rで綺麗な馬券を獲る事ができました。
このレースでは、軽い造りで先行できる
トウカイセレブが一枚抜けた存在で、馬券的にはそこからの相手探しというレースでした。この日は1Rと3Rのダート戦で、実力的には少し足りない馬たちがいかにも減量の恩恵を受けたという勝ち方をしていたので、ここも減量騎手に焦点を定めました。
このレースで2kg以上の減量騎手騎乗馬は3頭いたのですが、1頭は1番人気だったので、他の2頭に流す事に。中でも、大下騎手騎乗の12番
ムーヴィンオンが良くなっていたので、こちらを本線に。
結果、トウカイセレブは楽勝して、2着には国分恭騎手騎乗の1番人気ゴルデンシュラインが入線。3着に12番が届いてくれて、馬券は910円の単勝と1,650円のワイドが的中。ま、これが獲れるなら減量3頭に3連単で流して30,200円の3連単を獲るべきというのは置いといて、まずまずシンプルにまとまった馬券かなと思います。
このような形で、ある程度確率の高い軸馬がいる場合には、そこから馬連やワイドなどを減量騎手に流しておくと、前述の通り結構人気薄を連れてきてくれるので、良い馬券が獲れるかと思います。
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