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トライアルとしては満点の内容

  • 2009年09月22日(火) 17時55分
 先週は3日開催の変則日程。日曜日には秋華賞のトライアルレース、ローズSが行われました。

 札幌記念を使ったブエナビスタを除けば、本番の有力馬がほとんど揃った豪華メンバー。非常に楽しみな一戦で、パドックに馬が出てくるのが待ち遠しいくらい楽しみでしたが、春の有力各馬の造りはやはりトライアルという感じで、ちょっと肩透かしを食らった気分でした。

 そこで私は本命にボンバルリーナを抜擢。まだ1000万下条件も勝っていない馬でしたが、連闘で非常に動きやすい体付きになっていましたし、今回ならば通用すると判断しました。

 結果は位置取りが後ろになり過ぎて、よく追い込むも5着まで。速い脚がない馬だけにあの位置取りでは辛かったですね。ただ、妙味等を考えると、あの印は間違いではなかったと思います。

 さて、予想に関してはそれで良かったと思うのですが、本番に向けての見解は当然全く違います。そこで、今回はトライアルの仕上がりを加味した上での本番への見解を述べておきたいと思います。

・2着 レッドディザイア
 トライアルとしては満点だったと思います。今回は明らかに余裕残しの造りで、歩様もこの馬にしては重苦しく、歩幅の完歩も無駄肉が多い分伸び切っていませんでした。そのような状態でもレースでは中団後方から外を回して僅差の2着。本番への上積みはかなり大きいですし、打倒ブエナの可能性が最も高いのはもちろんこの馬です。

・1着 ブロードストリート
 あまり良く見えませんでした。ただ、これを使って筋肉の張りが良くなってくれば怖い存在です。ただ、今回の条件はこの馬にとっては最高とも言える条件。京都の2000mに条件が変わる次回は、今回と同じように内枠が欲しいところです。

・4着 ミクロコスモス
 今回はまだ造りが甘かった印象です。潜在能力は秘めている馬ですし、厩舎が厩舎だけに本番で一気に上げてくる可能性があります。注意が必要な馬でしょう。

・9着 ワイドサファイア
 肉付きが良くなって、良い馬体になっていましたが、レースでは直線で完全に詰まってしまい、競馬にならず。あまり長く脚を使えるタイプではないので、内目の枠が欲しいところです。それを引ければ警戒は必要だと思います。

・11着 ジェルミナル
 スッキリ仕上がっていましたし、もっと動けるかと思いましたが案外でした。返し馬でも本来の動きではなかったので、これもトライアル仕様ということでしょう。巻き返しは十分あります。

 本番で要る馬はこのあたりになりそうです。

 ま、春の有力馬たちですが、ブエナも合わせて、3連単で50倍〜100倍くらいの堅いところを1〜4点くらいの少点数でとりにいく競馬になりそうです。


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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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