回顧に続いて、今週も勝負指定鞍の事前考察を開始。
今週の勝負指定鞍は…ア共杯です。
…雑な略称なのは、文字数事情として汲んで頂いた上で…普段から『なんちゃってG2』などと表している様に、JCのTR格という立場ながら、ハンデ戦ゆえに上挑やL格ですら苦しい明らかな格下から、位置付けどおりに本番に色気持つ一線級までが並ぶ構成。
格重視を基軸としている者としては、フツーに考えれば…それにある程度沿ってさえ行けば、手痛い目には合わないであろうと思えるので、スランプ脱出を図るには丁度良いチョイスかと思っています。
では、事前4傑。
◎ ユーキャンスマイル
○ サンレイポケット
▲ サトノルークス
△ ゴールドギア
事前◎にはユーキャンスマイル。
阪大賞での貫録ある勝ちっぷりからしても、すっかり一線級の一角に収まっている恰好ですし、本番…G1においても、着々と差を詰めている様子だけに、伸びしろもまだ残っていると思える存在。
計3度の盾…つまり、58でもカンカン負けはしていないと見れる伸び脚を見せていますから、被りっぷりに目を瞑れる様なら、まずは彼から入るのが常套なのは確かかと。
事前〇にはサンレイポケット。
昇級即での新記、TR格に相手を上げた毎王でも3着と…近年では珍しくなった、条件をコツコツと昇ってココに至ったという恰好は好感持てる一面。
下脱出が府中の24ですし、父の産駒傾向から言っても、二千や千八から25に替わるのは好転と見るのが妥当で…クラス実績が3着2つである分、55で収まったのも恵まれたクチと見ています。
事前▲にはサトノルークス。
菊2着からの使い出しとなった、夏2つの内容は褒められたモノではありませんでしたが、三千の菊は言わずもがな、上での良績は全て22以上と踏まえれば…距離不足で言い訳が効きますし、そう考えれば25に替わるのは好機。
…が、セントライトと菊での一変ぶりを思うと、比較対象が最高峰たるダービーでは流石に可哀想でも…救い様無い大敗だっただけに、府中替わりへの懸念が余計に漂うのは気になる点です。
事前△にはゴールドギア。
昇級後2つ…目黒と新記の結果と内容は、致命的と呼ぶほどのモノではありませんでしたから、53据え置きとなった以上は、クラス慣れも成っていると思えるので、前進を期待して良いと見れる1頭かと。
『堅いが正常、荒れるは異常』が座右の銘の俺プロ専従者。しばらく離れていましたが、いよいよ初段まで降りてしまったのを機に復帰。よろしくお願いします。
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