血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。
今週は『アンディープキャット配合馬』の登場です。
グレイイングリーン 父ディープインパクト
11/8 阪神6レースデビュー予定
父ディープインパクトは現役時代、7つのG1を制した「日本近代競馬の結晶」と言われる歴史的名馬。
種牡馬としても2012年から2019年現在まで8年連続で種牡馬ランク首位。
競走馬としても種牡馬としても日本競馬の代表的存在。
(2019年7月30日逝去)
母リトルゲルダは現役時、29戦7勝。
主な勝鞍はセントウルステークス(G2)、北九州記念(G3)。
繁殖としてデビュー済み産駒はまだ1頭のみ。
本馬の1つ上で勝ち上がっている(父オルフェーヴル)。
血統背景は父Closing Argument(〜In Reality〜その他)×母父Buddha(Unbridled’s Song〜Unbridled〜Mr. Prospector〜ネイティブダンサー系)の組み合わせ。
母母父BuddhaはウッドメモリアルS(アメリカG1・ダ9F)勝ち馬で、UnbridledとStorm Catを内包する。
ディープインパクトとこの2つの血を組み合わせる配合は、今年のクラシック3冠を無敗で獲ったコントレイルに代表されるように今年のトレンド。
この配合を「アンディープキャット配合」と命名しているのですが、これについては以前noteにて記事を書いているので是非読んでみて下さい。
今年のデビュー組の中で以前取り上げたレッドベルオーブも先日の2戦目で無事に勝ち上がりましたし、本馬もデビュー戦から動けそうで楽しみです。
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
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