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負けて強しのブエナビスタ

  • 2009年10月19日(月) 17時00分
 秋華賞はレッドディザイアがついにブエナビスタへの雪辱を果たしました。本当にギリギリの差だったのですが、これはレースの巧さの差が出た感じですね。


 ブエナビスタは初めて内を突いて伸びてきましたが、これまでに何度もそんなレースをしてきたレッドディザイアとはそういう意味で差がありましたね。ただ、今回のような形でも競馬ができたのは収穫で、今後につながる内容だったと思います。

 さて、このブエナビスタという馬ですが、多分パドックを判断材料としている人から見ると、あまり良い馬に見えないと思います。筋肉量は少ないですし、別に盛り上がっているというわけでもありません。誰が見ても良い馬に見えるレッドディザイアとは完全に正反対の馬だと思います。現に、パドックでいつも会うおじさん達からも、「あの馬は何であんなに走るの?」というような質問が良く出ます。

 ブエナビスタが走る理由と言うのは、骨格の軽さと筋肉量の少なさ、筋肉や関節の柔軟さというのがその理由になります。結局走るということは、自分の体を前に運ぶという行為ですから、筋力だけでをそれを行う必要はないわけです。柔軟な関節があれば効率良くワンアクションの動作が大きくなりますし、体が軽ければ少ないエネルギーで前に進むことができるわけです。

 もちろん芝・ダートなどによって求められる適性は変わってきますが、基本的な絶対能力というものを見抜く上ではこのような視点も持っておかなくてはなりません。

 ただ、この効率で走る系の馬というのはサンデーサイレンス系独特のものなので、異系統の馬とは意識を変えて見る必要があると思います。

 これから更に新馬がたくさん出てくることと思いますが、単純な見た目だけではなくて、こういったツナギなどの関節の柔らかさや骨格の軽さ、返し馬での蹴りの強さ、フットワークなどを良く見るようにしておけば、来年のクラシックにつながるような良い馬をいち早く見つけることができるでしょう。

的中馬券

 しかしホント、審議は心臓に悪いですね。モルトグランデの降着を思い出しました…。

 いつも思うんですけど、降着の場合はせめて元本くらいは返すべきなんじゃないかと思います。だって、答えがないものを売っていたわけですからね。

 とりあえず、自身のサイトでは3連複1点のみの予想で的中できたので良かったと思います。

※3連単の金額が中途半端なのはマークミスです。3500円勝ったつもりが、3と5と100円をマークしてました。

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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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