もう師走、なんとか自他共に笑顔で、幸せな気分になって新しい年を迎えたいと思う。
ならば、どうしたらいいか。競馬なら勝つことが第一だが、そんな虫のいい簡単な話ではなく、ちょっと考えてみた。
昔見た映画、ポール・ニューマンの「ハスラー」の中で、今でも心に残っているシーンがあった。決め手となる球を突く直前、主人公が台を離れ、洗面所で手を洗ってからプレイに取りかかるのだ。これで勝利をつかむのだが、若い頃だったので、この時のポール・ニューマンを真似て、マージャンの途中、席を立ってよく洗面所で手を洗ったことがあった。それが勝ちにつながったのかどうかは定かではないが、とにかくやってみて、それで気分が一新したのは事実だった。
なにか気分のよくなることをやってみる、それが肝心ということで、年の瀬、とりあえずは掃除をしてみるということではないか。
年末の掃除、どの家でもやることなのだが、それを率先してやってみる。それなのだ。
掃除は、自分の身も心も清浄にするし、自分自身だけでなく、周りの人をも清浄にしてくれる。そして、自他共に清らかになるということは、神仏も喜んでくれるのでそれ自体が供養になるということであり、それによって心がふくよかになって笑顔になるのだ。さらに、それによって幸運がやってくるというのだ。どうだろう、掃除することでこんなにも功徳があるのだから、やらない手はないではないか。
自分も他の人をも清浄にするというところがポイントで、これによってみんなが笑顔になることで幸せな心に包まれる、笑顔のあるところには幸運が訪れるから、競馬でもかくありたいとなる。結果はともかくも、幸せな気分にはなれそうだ。みんなが共にということが大切で、そのためにも、身の回りを整えてみてはどうだろう。新年を迎える準備が、大きな功徳を生むを体験してみたいと思う。