京都競馬の馬場傾向が固まってきたので、今週はそれについて書きたいと思います。
◆芝
今開催の芝丈は今のところ、
野芝約6〜8cm、洋芝約12〜16cm
です。この芝丈が示すとおり、今開催はパワーが要求されています。シンザン記念で好走したシャインやセレスロンディーといったところは骨が太めのパワーが勝ったタイプでした。外回りコースに関しては、シンザン記念を勝ったガルボのように切れのあるタイプでも内枠を引けば好走できましたが、内回りコースに関してはそのようなタイプはほとんど飛んでいます。
今週までは同じような傾向が続くでしょうし、非力なタイプよりもガッチリとしたタイプを狙っていけば良い馬券を取れるでしょう。
◆ダート
先週からガラリと傾向が変わりました。JRAのホームページにある馬場情報では書かれていませんでしたが、先週の京都は土曜日の1R時にパドックが凍っていたくらい寒かったので、直前の散布があったのではないかと思います。
2週目までは非常にタフな馬場で、4角の手ごたえが良くても最後に脚が上がる馬が多いような馬場でしたが、先週はガラリと傾向が変わって、サンデーサイレンス系の軽い造りの馬の好走が目立ちました。
土曜日のメインレースを勝ったオーロマイスター(父ゴールドアリュール)や最終Rを勝ったパープルアカデミー(父ブラックタキシード)あたりがその典型ですね。
今週はどうなるか分からないところはありますが、1R(3歳未勝利、ダート1800m牝馬限定)の時計が1分56秒を切るようなら先週と同様の軽い馬場、それよりも掛かってくるようなら力の要る馬場と考えて良いと思います。それと血統をあわせてみておけば大方の判断はできると思います。
芝に関しては来週からコース替わり(Aコース→Bコース)があるので、大幅に傾向が変わることが予想されます。とりあえず今週のうちは上記の傾向どおりだと思いますので、いい馬券を獲れるように頑張りましょう。
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